駅前から少し左方向に進んで道路の反対側に渡った辺りに、九份方面行きの路線バス乗り場があります。
乗り場付近では、結構タクシーの呼び込みもしてたな。
台湾のバスは慣れるまでちょっと乗り降りが難しいんですが、ここは日本人観光客もよく使うからか、日本語でも何番線に乗ればいいか説明が書いてあってわりと分かりやすかったです。
バスはツアー客にまぎれて乗ってたから、そのツアーのガイドさんの指示に従って(勝手にw)、九份老街というバス停で降りました。
(手前に九份というバス停があるんですが、そこではないので要注意)
時間的には、もう17:30は回ってたのかな?
九份は山の上にある街で、遠くに見える海とのコントラストが美しかったです。
九份は坂が多くて、雨風に飛ばされないように歩くのにも必死で、ホント太ももが死ぬかと思ったくらいにきつかった
で、あの有名な、「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われている、赤ちょうちんが並ぶ階段スポットに行きたくて、そこを目指してたはずなのに、登りきったら何にもない行き止まりの場所に出た時は、肩をがっくり落としましたよね。
こんなに苦労して上がって来たのに?!って。
雨なので、お店以外に屋根のない九份では地図を見るのも一苦労、で、どうにか人をかき分けて元来た道を戻って、ようやく目的地に出ましたー!
確かに、いい雰囲気
九份を訪れたのは今回で2回目なのですが、前回は昼間来たので夜景は見たことなかったのです。
夜の九份はノスタルジックでレトロな趣のある雰囲気で素敵でした。
ただね、階段が人で詰まっちゃって一向に進まず、ひたすら雨に濡れながら動くのを待ち・・・
ぼんやり、明治神宮の初詣を思い出したくらいの混雑ぶり
前は茶藝館でゆったりお茶いただいたり、もちもちスイーツを食べたりしてそれなりに楽しんだ覚えがあるんだけど、今回はいかんせん、九份にいる間の雨が台風並みにすごすぎて、そこへこの人混み、全く気持ちにゆとりが持てず、小1時間ほどで離脱しちゃった。
昔はここまで人多くなかった記憶があるんですけどね。
徐々に観光客が増えて来たんでしょうね。
まぁでも、一緒に行った友達が、前回天気悪くて景色が何も見えなかったということでの再訪希望な場所だったので、少なからず綺麗な夜景が沢山拝めたのは幸いでした。
私は、実は九份よりもこの後に行く場所の方が好きで、早くそちらに移りたい思いもあって。
更に路線バスに揺られて、こんな町に向かいました。
台湾を代表する港町「基隆」です!
バスの降車場は目の前に船着き場もあって、情緒たっぷり、テンション上がりました!
こんな大きな客船も停泊していましたよ~
で、で、夜帰ってからホテルでスマホ調べてたら・・・
なんと、最後に「あと一本行ってなかったら諦める」と言った、そのもう一本向こうの道路が夜市会場だったことが発覚!!!
あまりのニアミス加減に、悔やんでも悔やみきれない思いだけが募り、これはむしろ知りたくなかった情報でした(笑)
でも、なんせ前回行ったの12年くらい前だしね・・・
いや、ひょっとしたらこの日はホントに、夜市はお休みだったのかもしれないし・・・などなど自分を慰めてはみたものの、今回の旅で夜市は基隆でしか行くスケジュールにしてなくて、他に時間を取っておらず、結局今回は夜市行かずじまいになったのでした。
台湾行って夜市行かないなんてーー!ありえない!!
でもまぁ考えようによっては、これでもう同じ失敗は二度と繰り返さないでしょうし、台湾は絶対また行く土地なんだから、いい勉強と再訪する機会を与えてもらったと前向きに考えればいいのかな・・・
ショックのあまり夜ご飯は食べそびれてしまい、基隆から台北に戻った後、ホテル近くの駅前で前から気になってたお店を見つけたので、そこに入ってみました。
「髭髭張魯肉飯」
私は勝手に「ひげひげちょうルーロウファン」と呼んでますが(笑)、ここは文字通り魯肉飯(そぼろ肉かけご飯)の専門店です。
せめてもの、屋台っぽいご飯が食べたくて・・・