バリ島旅行記その2は、2日目に遠出して終日観光したお話を。
5年前同様、今回お願いしたカーチャーターの会社は「大好きBALI!!」
こちら前回利用してとっても気に入ってしまい、リピしちゃいました!
日本から普通に日本語でメールやり取りして、好きな行程を色々相談出来ます。
一応お勧めコースもHPに掲載されていて、その中に私がずばり行きたい場所ばかり行くプランがあったので、今回は基本的にそちらをお願いしつつ、欲しい石けんが買えるスーパーに立ち寄ってもらったり、途中の食事を予約してもらったりしました。
12時間のチャーターで運転手さんとガイドさんのお二人で回ってくれて、一台5000円+ガソリン代ということで、とってもリーズナブル。
ガイドさんは前回とは別の方でしたが、今回も日本語の上手なお若い元気な方でした
朝9時にホテルに迎えに来てもらい、一路バリ島中部の高原地帯を目指します。
まず最初に立ち寄ったのは、2012年に世界遺産に登録された、バリで2番目に大きいとされる「タマン・アユン寺院」。
バリらしい伝統的な建築様式の門は、いつ見ても何度見ても何だか吸い込まれるような美しさ。
この時間は青空が広がっていて、逆光であんまりうまく撮れませんでしたが。
バリでは、インドネシア本土の9割を占めるとされるイスラム教とも、インドのヒンドゥー教とも異なる、独自の発展を遂げたバリ・ヒンドゥーの教徒が8~9割を占めると言われていて、本当に街のいたるところで大なり小なりのお寺やお供え物を見かけます。
信者以外は中に入れないということで、私達も外のエリアから見学させていただいたのですが、何だかひろびろ・ほのぼのした空間で、とっても美しい寺院に感じました。
「メル」と呼ばれる、神聖なるアグン山を模した塔の形のお社。
行きに車の中で、ガイドさんと結婚式などのお祝いごとの儀式のお話になり、「日本ではご祝儀は必ず奇数にする風習がある」という話をしたら、奇遇にもバリでもこの「メル」は奇数に重ねて建てられるとかで、確かにいくつもあるものを数えてみたら、3層、5層、7層、9層、11層と、奇数のものばかりだったので興味深かったです。
角度が違うと見え方も異なって、青空にそびえるメルは本当に綺麗でした。
前出の門も、裏側(内側)から見るとこんな感じ。
堂々とした佇まいに圧倒されました。
出だしからいいもの拝ませてもらって楽しかったのですが、ここから更に楽しい面白体験が待っておりました!
実はこのカーチャーターを予約した際、どうしても本場の「コピ・ルアック」が飲めるコーヒー農園に立ち寄りたくて相談したのですが、今回は距離的に難しいとのことで諦めていたの。
でもその話を予約担当の方がガイドさんに繋いでくださったのか、別の農園に立ち寄れることになり、念願のルアック(ジャコウネコ)に会えることに
立ち寄った農園は、名前は分からないのですがこんな看板が出ていたところ。
カカオやバナナやジャックフルーツなどがなっている森の小道を抜けると、いたいた、いました~~~!!
どの子も寝ちゃってて、一瞬顔をあげるんだけどうまく写真には撮れなかった
ジャコウネコという日本名ですが、実際はネコではなくイタチの仲間。
なんで私がそんなにこの子に会いたかったかと言いますと、この子達からは香水にも使われる貴重な香料「シベット」が採取されるから。
日頃お世話になっている身としては、東南アジアに行ったら一目会って御礼を言いたかったの~
実際、香料は単品で嗅ぐととんでもない臭いニオイがするんですけどね(笑)
これがほんの1滴でも香水に入ることで、馥郁とした素晴らしい芳香に変わるのです。
そんな念願のシベットちゃんとの対面を済ませてふと横を見ると・・・
超貴重な幻のコーヒー、コピ・ルアック。
その原料となるのは、シベットちゃんが食べたコーヒー豆・・・
消化されずに糞と一緒にそのまま出て来た豆を洗浄・精製して作られるのです!
動物の糞・・・
と思ってしまうと、どうも飲みづらいものがありますが、私は興味の方が勝ってあっさり口にしちゃった。
(友達は相当勇気いったみたいだけどw)
お味は、なんだろう、少し酸味のある爽やかな風味でとっても飲みやすかったです!
一緒に普通のバリコーヒーも試飲させてもらったんだけど、そちらと比べるとふわっとふくよかなアロマが口に広がると言いますか。
他のお茶は無料試飲でしたが、コピルアックは1杯約500円くらいでした。
それでも東京では数千円するそうだから、まぁ貴重な体験が出来て良かったです!
無料試飲の方では、珍しい朝鮮人参とブレンドされたコーヒーの土くさい味が気に入ってしまい、それとレッドライスティーという2種類を自分土産に買ってみました。
試飲して買えるのは失敗もなくていいですよね
その後は更に山の上へと向かい、ガイドブックで見て以来気になっていた「バリ植物園」へ。
とっても広い園内は、車で移動が出来ます。
ここには、一種地元のパワースポットのような大きな樹があるということで、そこに案内してもらいました。
人物比がないので分かりにくいかもですが、これ、本当に圧倒される大きさだった!!
しかも表側から見てるだけと、樹の間に入って立った時とで何だか空気の感じ方が変わったの。
ちょっと中の方が涼しいような、静かなような、不思議な感じ。
生命力の強さを分けてもらって、確かに何となく元気が出たような感覚でした!
ホントはもっとじっくり見たかった場所なんだけど、今回は見どころ盛り沢山な為、早々に植物園を後にして、次なる目的地へ。
ブラタン湖という湖のほとりに建てられたこれまた大きな寺院「ウルン・ダヌ・ブラタン寺院」です。
ここには、湖の神様が祀られているんだとか。
水に浮かぶ幻想的な風景、メルも相変わらず美しかったです。
ここは結構人気のスポットなのか、わりと西洋人の観光客が多かったですが、あんまり日本人は見なかったかな。
バリの中心地からは車で2~3時間離れた奥地なので、なかなかここまで来る方はいないのかもしれませんが、今回は遠出して新たなバリの一面を拝めて本当にいい観光が出来ました
ここまででかなり大満足&盛り沢山な旅なのですが、まだこれランチ食べる前・・・
長くなりますので、続きは「その3」にて~