先日のブログにちらっと書きましたが、わたしの娘は少し発達がゆっくりで、小学校では特別支援学級に所属しています。


家でも、すぐ絵本や自分の世界に没頭してしまい、なかなか食事や着替えなどが進みません。


私は彼女のペースを大切にしてやりたいと思いつつ、


「○○ちゃん!自分で着替えて!」


「○○ちゃん!早くご飯食べて!」


とか、登校前は特に急かしてしまう。


子育てについてのいろんな講演会に行ったり、カウセリングを受けたりもしたんだけど、きっと「普通の子」には効くであろうワザが、なかなか娘には通用しない。


で、さらにイライラ。


こんなガミガミ母さん役はいやだなぁと思いつつ、

「でも、私や夫が死んだ後、彼女が周りのペースに合わせて生活できるようにしといてあげなきゃ」

という気持ちがあって。


いや、もっと正直に言うと、小学校に遅刻したり宿題忘れたりしたら、

「お母さんはちゃんとやってるの?」

って先生たちに思われるんじゃないかという恐れもあって。



だってだって私、子供の頃ずっと優等生してきたから、その気質が抜けないんだよぅしょぼん



でも、ヒプノセラピー受けた時、セラピストの方に、

「それって自分の価値観の押し付けよ」

と言われてハッとしました。



「娘が苦労しないように」という気持ちが私のガミガミ行動のベースになっていたけど、彼女がどんな苦労をしようと、それをするために彼女は生まれてきたのです。


いや、「苦労」っていうのも、私の価値観から生まれた勝手な思いこみなんだな、きっと。

そして、私が思う「幸せ」っていうのも、これもまた思いこみなんだな。



もういいや、この思いこみもあの思いこみも手放そう。


娘は娘のペースを大事に生きていけばいい。


私は、彼女が「私は私でいいんだ」って、安心して生きていけるよう、どーんとしていよう。




・・・と言いつつ、今朝も、「遅刻しちゃうよー」と娘の食事を急がせてしまった私あせる(でも前より言い方はやさしくなったよ)


肝っ玉母ちゃんへの道はまだまだ続くのでした。