劣後ローンとは? そしてそれは有効? | デキる社長は実践してる!戦略ビジネスプラン

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■劣後ローンとは



劣後ローンとは、債務者から考えると、


通常の金融機関から借り入れている資金より


優先順位が低い(つまり劣後する)借入(ローン)のこと。




メリット


・まず劣後ローン、つまり借入することによって


キャッシュが入ってくるため資金繰りが楽になる。



・劣後ローンは負債であるけれども資本性の意味合いが


強いため、実際資本として財務指標を計算する。


そのため指標評価が上がり、他の金融機関から、


もう一段の融資を受けやすくなる。






デメリット


・金利が高い


・利害関係者が増える(これは劣後ローンに限ったことではないが)








■今、劣後ローンが増えている



日本政策金融公庫が「挑戦支援資本強化特例制度」として


中小企業に劣後ローンを出している。上限2億円。





近畿2府4県の上半期の利用社数は103社、


融資金額は67億円




既存の取引金融機関が劣後ローンの活用を


働きかけていることが



背景にある模様。








そして


私の意見としては




この劣後ローン


借りれるものなら借りておく方が得です。


これは有効な技です。