ココ最近倒産する会社の情報をたくさん耳にします。



人によっては


「会社は簡単には潰れない」 とか



人によっては


「会社は気を抜くとすぐ潰れる」 とか



さまざまですが


僕は下の意見(すぐ潰れる)に同感です。





最近の我々業界の倒産パターンは


2000年頃からの好景気の波に乗り


過剰な設備投資や生産拠点の拡大により


近年の不況や円高の煽りを受け


売上低下に歯止めがかからず


財務内容が脆弱化し


有利子負債という返済金の滞りから


倒産というパターンが多いのです。



このケースでは当然のように


つい最近まで売上はウナギ登り


隆盛に勢いよく成長し周りからは


成長企業ともて囃され


「まさかっ!?」


と疑いたくなるような企業倒産が特徴です。




そう考えると


勢いづいている時にこそ


冷静に自社を客観視し


中長期のトレンドを読む事が


経営者にとって最も重要なのだと感じます。



ただそうは言いながらも


目の前にあるチャンスを掴む事をせず


ビビっていても何も変わらないどころか


衰退していく現実もある。



ノダという会社は小さいながら


ここ数年同業では異質な成長を続けています。



まさに今こそ危機感を持つべき時期です。



ただし成長の手は緩めない!



これは僕の勝手な理論ですが


財務内容・業界の成長力・市場サイズ


人材の充実度合い。。。


などを考慮し


身の丈にあったチャレンジ+20%


を上限にTRYしています。



20%というのがミソで


目標は届きそうなら手を抜いてしまう


かけ離れ過ぎると現実感がない


届きそうだけどちょっと考えなければ


難しいぐらいの設定を


メンバーにも自分にもかせる事が多いのです。




時折30%を超える目標をかかげますが


そこにはイノベーションが必要で


そういう画期的なTRYは


数多い挑戦の1つか2つぐらいだけです。




「夢は無限に広がる」


とか言いながらも


現実を理解する事は重要です。



今更、僕も歌手やプロゴルファーになろうなんて思いません。



現状を受け止めその枠の中で



“身の丈+20” のTRYをどれだけ繰り返すか!



男としてのカッコ良さは追求しても


それだけでは生きてはいけない



というか夢物語だけではなく


現実を見てそれでも少し先をチャレンジする


男が男前だと僕は考えるからです。