すっかり遅くなってしまいましたが。
先週、舞台『震~忘れない』が無事に終幕を迎えました。
沢山の方々にご来場いただき、感想もいただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にどうもありがとうございました!!
顔合わせから始まり、稽古を経て本番までのこの1ヶ月間は自分にとって簡単に言葉では言い表せないほど濃密な1ヶ月間でした。
今回の作品は自分にとって初めての史実を扱った題材の芝居であり、東日本大震災というまだ多くの人達の記憶に新しい出来事。
あれから5年の月日が経っていてもまだ最近起きた出来事のように思えてなりません。
その出来事をお芝居として舞台の上を通して伝える事。
生半可な気持ちでは決してできませんでした。
だからこそこの1ヶ月は自分にとって試練と戦いと葛藤の連続でした。
伝える事の難しさと芝居の難しさを痛感する日々でした。
舞台の上で生きる事の厳しさと難しさ。
何もできない自分に情けなくて悔しくて、稽古が終わって家で悔し泣きも数えきれないぐらいしました。
本番を迎えても1ステージ1ステージが常に戦いでした。
とにかく必死だった。
その一言です。
実際にボランティアに行った方のお話、年末には女川町出身の店長さんのお話は今でも強く心に残っています。
やはり簡単に言葉にはまとめられません。
それだけ自分にとって沢山の経験と汗と涙の1ヶ月でした。
自分の演じさせていただいた山本さんという役の難しさを舞台が終わった今でも強く感じています。
少しでも観ている方々に伝えられていたのであればと願うばかりです。
何だかうまく言葉が出てきません。
演出の鄭さん、キャストの皆様、スタッフの皆様、本当にお世話になりました。
厳しさと優しさを沢山もらった1ヶ月でした。
そしてご来場くださったお客様、本当にありがとうございました!!
いっぱい撮っていただいた写真も載せたいと思います♪
それでは!