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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、日本人は、「ありのままの自分」と言う言葉が好きです。
「ありのままの自分」をテーマにした主題歌が大ヒットした映画も、近年ありました。
しかし、多くの人たちが、「ありのままの自分を受け入れる」ということを、「今のままの自分でいい」のだと勘違いされています。
「ありのままの自分を受け入れる」とは、「今のままの自分でいい」ということではありません。
なぜなら、もし今、人生がうまく行っていないのなら、今のままの自分では、この先もうまく行くことはないからです。
では、「ありのままの自分を受け入れる」とは?
それは、「不完全でいる勇気を持つ」ことです。
人は誰しも、不完全な生き物です。
できることもあれば、できないこともあります。
そして、多くの人たちが、不完全な自分を責め、不完全な自分に絶望します。
しかし、不完全であるからこそ、よりよくなりたいという目標に向かって進むことができるのです。
それゆえ、「ありのままの自分を受け入れる」とは、「不完全でいる勇気を持つ」ことなのです。
そして、そんな不完全な自分が人生を生きていくには、どうしていくべきかを考えることなのです。
それは言うなれば、自らの現実と真摯に向き合い、現実を生きるために自分には何が必要かを考えるということを意味します。
従って、「今のままの自分でいい」というのは、現実と向き合うことから逃げるための言い訳だとも言えるのです。
不完全でいる勇気を持つ、そして、現実と真摯に向き合い、自分はどうしていくべきかを考える。
それこそが、「ありのままの自分を受け入れる」ということなのです。
そして、そのためには、己自身を知ることが必要になってくるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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