「興味がない」のは、興味がある証拠 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、私たちは、本当は興味があったり関心があったり、とても気にしていたりすることなのに、そのことを聞かれるとすぐに、


「興味がない」


「関心がない」


「気にしていない」


「特に意識したことがない」


などと答えては、そのことを否定しようとします。


そして、それを追求されると、


「興味がないと言っているだろう!」


と語気を強めて怒り出したりします。


もちろん、これは、本人が意識して否定する場合もあれば、無意識に否定している場合もあります。


私がよく見かけるのは、スポーツ選手のインタビューなどで、ライバル選手との対戦の感想を聞かれたときなどです。


これは、特に日本人に多いのですが、多くの日本の選手は、そのような質問をされると、大抵の場合、


「特に意識はしていません。普段と同じです。」


と、すぐに答えては、相手を意識していないことを強調しようとします。


しかし、この答えには大いに矛盾があるのです。


ところで、みなさんは、自分の親指のことをどう思いますか?


さて、この質問に、果たして、すぐに答えが思いついたでしょうか。


多くの人が答えに窮されたのではないでしょうか。


なぜなら、普段、自分の親指をまじまじと眺めてどう思うかなどということを考えたことがないからです。


私なら、


「どう思うと聞かれても、そんなことを考えたこともない」


と答えるのが精一杯でしょう。


つまり、普段から本当に興味がなかったり関心がなかったり意識していなかったりすることは、たとえ質問されても咄嗟に答えが見つからないのです。


なぜなら、聞かれたときに初めてそのことを考えるからです。


それゆえ、すぐに


「興味がない」


「関心がない」


「気にしていない」


「特に意識したことがない」


という返事すら出来ないのです。


もしすぐに、


「興味がない」


「関心がない」


「気にしていない」


「特に意識したこがない」


という返事が出来るとすれば、それは、普段からそのことに『大いに興味があり意識している』ということなのです。


私たちが、意識的にしろ無意識的にしろ、そのことを否定し周囲の人たちから隠そうとするのは、そのことを知られると自分の価値や評価に悪影響が出ると思っているからです。


つまり、本当はその人は、そのことにとても価値を持っているのです。


先のスポーツ選手の例で言えば、ライバルを意識し勝つことに大いに価値を見出しているということなのです。


しかし、そのことを知られると、たとえば負けた時などには自分の価値を下げることになります。


それゆえ、そんなことは意識していない、と強調しようとするのです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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