ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントのふくよしです。
他人の行動の意味がわからないことがよくあります。
親からみて、とくに、10代、思春期の子供達です。
頭を悩ませる親御さんも多いと思います。
しかし、気づきの思考法をマスターすれば、明確に、その行動の意味が理解でき、適切に対応することができるようになります。
なぜなら、見えなかったものが、見えるようになるからです。
そのためには、人の劣等感について、正しく理解することが必要です。
前回記事で、劣等感が強いと、あらゆる状況で、常に勝とうとするのです。(私は上であると)と書きました。(前回記事:何れにしても勝とうとする意味→記事はコチラ へ)
私が中学生のころ、家族でボウリングに行った時の出来事です。
私は、比較的ボウリングがうまかったので、その日も、ストライクをいくつとるのか、と気合が入っていたのですが、いざ、始まると、何度投げても、ボールが滑るように曲がり、ガータになるのです。
とうとう腹が立ち、最初からガータになるように、溝にボールをいれたのです。
「どっちみちガータになるんだから」と怒りながら。
父親が、何をするんだ。と怒っていたことを今でも覚えています。
私のたった1つの行動で、おそらく、その日の家族の雰囲気は良くなかったんだと思います。
この意味不明な行動も、その人にとっては、意味があり、正しくは、その人にしか意味がないのですが、
理解し、どう対処すればいいのかがわかるようになります。
そのためには、なぜ?人の劣等感について、正しく理解することが必要なのかというと
多くの方は、劣等感とは、「何かに劣っているという状態」だと思っているからです。
でも、ここで定義している劣等感は、心理学用語の劣等感です。
正確には、「何かに劣っているという状態」のことではありません。
だから、劣等感はあるとか、ないとか、一般的に用語として使われているものと混合しては正しく意味を理解することも、気づくこともできません。
気づきの思考法は、科学的思考法でもあります。
科学的思考法を身につければ、生きる上で、とても便利になります。
科学という言葉にアレルギーがあるならば、宗教は、とても科学的思考をしています。
大きな違いは、”こころ”とか、魂とか、物質でないものを含めて、扱うということだけです。
ここでいう劣等感とは、”何かに渇望している状態”を意味しています。
満足したいという願望は、つまり、満足していない状態であるという
ことを意味しているということです。
たとえれば、高い位置にある物質は、位置エネルギーを持っているということと同じです。
だから、気づきにくいのです。
どうして、それを望むのですか?と問われた時に、そこに明確な理由はないでしょう。
ただただ、望むからです。そして、その人が、そう望むということは、主観的だということでもあります。
つまり、劣等感とは、相対的なもので、かつ、主観的なのです。
だから、人の行動、思考、感情は、その主観的な願望(劣等感を)克服する方向に、たえず動こうとする。
つまり、その人の行動は、まるで、ある目的(主観的)を達成しようとする振舞い(態度)になるのです。
だから、その人の目的を理解すれば、その人の行動の意味が理解できるということです。では、どういうような対応をすればいいのか?
この続きは次回記事に書きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と気づきの思考法を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
にほんブログ村
幸せになりたい方は、
幸せになるための気づきの思考法テキスト
「気づきの思考法養成講座ー総論ー」を読んでください。
→コチラ
をクリックしてください