心理学とネットビジネスの危うさ | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。


ご機嫌いかがでしょうか?


心理コンサルティングオフィス ふくよしです。



常々、心理学を扱っている立場として、危険だと思っていることがあります。



それは、売るためだけに、心理手法を使っていることです。


6つほど方法があるのですが、それを繰り返し使っているのです。



ネットビジネスの世界は、不確かなため心理手法は、抜群に効果があります。


だから、商品そのものの良さというよりは、売れるがために、販売方法、マーケティング力を入れる傾向があるからです。


なぜなら、良いものが売れるではなく、お客が買うものが売れることを知っているからです。


消費者の心理を誘導して、うまい方法を使うのです。



たとえば、冷蔵庫などのような商品は、粗悪であれば、その良さや悪さなど、ユーザーの中で口コミで広がり、


やがて、淘汰されるかもしれません。



しかし、ネットで氾濫してる情報系の商品は、淘汰されにくい傾向があります。


心理的に、冷蔵庫のケースのような悪い噂は口コミとして広がりにくい傾向があります。



なぜなら、たとえ購入したものが粗悪であっても、そもそも良いと思って、対価を払って買ったという購入行動に、自己を統一させているからです。


自分を否定してることになるからです。自分はダメなやつだということを広めていることになると感じるからです。



最初から悪意を持った人以外は、粗悪だとは、口が裂けても言わないでしょう。


ただし、他の多くが、そのような行動をとれば、別ですが。



人間の認知は、主観的なのです。


人間は多くは似ているが、個々に異なるユニークな存在なのです。




たとえば、孤独に感じている青年がいて、いつも愛されていないと感じているとしましょう。


その青年が欲しいものは、おそらく”愛され、人から必要とされること”でしょう。


これが、彼の欲しいものなのです。



だから、社会的に危険な集団に入会しても、本人が孤独から脱し、人から必要とされたと感じれば、本人にとって満足なのです。


つまり、社会的に危険な集団は、見事に、この孤独で愛されていないと感じている顧客を満足させたわけです。


そして、その集団は、こう主張するでしょう。『我々は、孤独な青年を愛で救った救世主だ、この社会は悪だ』


だから、社会的に危険な集団は、内容そのものを見直すことはしません。むしろ強化するでしょう。


自分たちは、顧客満足100%を目指し、正しいことをしているのだと思っているからです。



だから、どうすれば、顧客満足を満たすのか?どうすれば、多くの人が入会してくれるのか?


その販売方法やマーケテンングに一所懸命仕力をいれるでしょう。すごく真面目に。



これが、心理学の技術だけを多用して販売をするネットビジネスの危うさだと感じています。


たまたま、公序良俗に反する集団なら、気づく方も多いでしょう。


集団も単純に善悪ではないのです。その集団も気づいていないのです。


自分たちが何をしているのか?を



私たちは、『あなたが望めばなんでもなれます。』という教育に対して、YESとは、言うことができません。


(心理)教育は、一番難しいところは、顧客の欲求に対して


必ずしも、こたえることではないことです。


何を言っているのか?と思うかもしれません。


商売をしている人は、当たり前だと思っていることが、(心理)教育では、ダメなこともあるのです。



顧客満足は、お客の欲求にこたえることだと考えているようですが、


顧客に適切なことを指導することも必要なのです。


たとえば、自●をしたいので、薬をください。という欲求に、こたえるわけにはいかないのと似ています。



先ほどの例で話した青年は、安易な方法で、満足を手に入れ、人生そのものを


不適切な面で適用させ、無益な人生に終わることに気づいていないのです。



自己実現をするには、私たちは、本質を理解し、覚醒した人生を生きること。


それには、覚悟という態度が必要なのです。


それには、勇気が必要なのです。


それが、先ほどの例の青年は、それに気づかなかったのでしょう。


気づくまで、他の方法で、自分の価値を高めようとするのです。


だから、同じ過ちを繰り返すのです。それにも気づいていないのです。



最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


心理学教育の必要性と気づきの思考法を広める活動をしています。


よろしくお願いします。
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