未来医療勉強会

テーマ:人と人とのつながりと安心を実現する職場、医療現場をめざして

第4回:観点を移動させる技術


開催しました。

あるケアマネージャさんが、つぶやきました。親身になって、利用者さんの相談にのって、いろいろ援助をしていったら・・。ある日こう言われたの。
「あなたが来ると、出費がどんどん増えていくの。もういいわ」

相手のためになればと思って、役にたちたいと思って、自分ができることをせいいっぱいする援助者。けれでも、わかってもらえない、役にたてていない、そんな自分に苦しむ援助者。そして、相手の利用者さんも苦しんでいます。

医療現場で、みなさんが抱えている問題、感じている問題。その問題の本質は何なのでしょうか?

今回は、問題の本質を、

判断基準
観点固定

としてとらえてみました。

自分の判断基準、そして、自分に観点固定して、どんなに全力で最善をつくしても、それは、利用者さんにとっての最善ではありません。

なぜならば、利用者さんは利用者さん自身のの判断基準、そして利用者さん自信に観点固定しています。

互いのばらばらの判断基準で出会っても、関係性を持とうとしても、そして、援助しようとしても、うまくいきません。

2時間の間に、ワークを通して、

観点固定している自分にきづくこと

観点を移動すると、どんなことが観えてくるのか?

皆さん、体験されました。

参加者の皆さま、貴重な時間を使って参加いただきありがとうございました。