未来医療勉強会

テーマ:人と人とのつながりと安心を実現する職場、医療現場をめざして

第1回:信頼関係、安心、援助がうまくいくための技術

開催しました。

医療現場で、みなさんが抱えている問題、感じている問題。その問題の本質は何なのか?

なぜ、信頼関係、安心、援助という観点で、対人関係がうまくいかないのか?

相手のためになればと思って、役にたちたいと思って、介護宅のリフォームにいろいろアドバイスをしたケアマネージャさん。けれども、患者さんから言われてがっくりしました。落ちこんでしまいました。こんなふうにいわれたのです。「人のプライベートにずかずか土足で踏み込んできて。そんなこと頼んでないわ。もう2度とこないで。」

もし、問題の本質がわかったならば・・。そして、解決方法がわかったならば・・。本当の信頼関係、安心、援助。相手が自分のことを援助者であると思ってもらえる、真の援助者となりうるのではないでしょうか?

そのヒントが牛虎関係でした。お互いが相手のために最善を尽くした牛雄と虎子。けれども、毎日草を食べさせられた虎子、毎日肉を食べさせられた牛雄は、ついにぶち切れました。そして、破局を迎えました。

そしてお互いにこう言い放ったのです。「私は、あなたのために最善をつくしました」

牛虎関係を創り出す「判断基準」、「観点固定」、「マインドーム」でした。

自分の判断基準を観る、相手の判断基準を観る、観点を変化・移動・運動させる。

「立場チェンジ」という技術を通して、皆さん体験されていきました。

参加者の皆さま、貴重な時間を使って参加いただきありがとうございました。そして、お楽しみさまでした。