「未来医療勉強会」

相手の立場になって

中級編:第4回

「観点を変化・移動・運動させる」

5月23日、木曜日、午後7時30分からみよの台薬局本部にて、中級編第4回を開催しました。

「援助者である」ためには、どのような医療者であればよいのか?
医療とは、相手の苦しみを軽くすること、なくすることであるならば、それは、相手の判断基準を援助すること。もし、そうならば、どうやれば、相手の判断基準を援助することができるのでしょうか?
そして、どうすれば、相手が、自分のことを援助者、理解者、話を聴いてくれる人と思ってもらえるのでしょうか?

第4回では、「観点を変化・移動・運動させる」ことを皆さん体験されました。

「できの悪い部下」「いつも顔色を伺ってびくびくしている部下」「仕事の遅い部下」と思っている自分。自分そして自分の脳に観点固定した状態から、変化・移動・運動します。そして、相手の観点に移動した瞬間、こわい顔でにらんでいる自分が目の前に出現します。いらいらして、びんぼうゆすりをしている自分、肩を揺すっている自分、なにか話しかけるとすぐ興奮して早口でまくしたてる自分が目の前に現れます。

観点を変化・移動・運動させることで、まったく別の世界がみえてきます。

皆さん、
自分の判断基準を観る
他人の判断基準を観る
観点を変化・移動・運動させる

ことを、イメージと論理、ワークで体験してきました。

いよいよ、次回では、スピリチュアルケア理論を学んでいきます。

第4回、皆さん、お楽しみさまでした。