第5回みよの台薬局「未来医療」勉強会 終了しました。

1月23日、水曜日、午後7時30分から午後9時20分。

テーマは、

「対人援助コミュニケーション理論(SPケア理論)そして、マインドーム理論への誘い」

苦しみはなぜ生まれるのでしょうか?そして、苦しみとは自己の存在と意味の消滅から生じる。

もし、そうならば、「医療」とは、相手の苦しみを軽くする、和らげる、なくする援助。

それでは、どのような援助者(医療者)であればよいのでしょうか?

相手の苦しみをなくする援助とは、相手の5感覚脳の世界を援助することです。そして、相手の判断基準を援助することです。

それでは、どうすれば相手の判断基準を援助することができるのでしょうか?

キーワードは、
苦しみに意識を志向すること。
「自分が援助になる」から「相手が、自分のことを援助者と思ってもらえる」こと。つまり、「自分が」から「相手が」への主語のパラダイムシフト。
傾聴すること。苦しみのメッセージの反復、沈黙、問いかけ。

皆さま、理論の講義を受け、節目でSSM(Super Speed Meeting)を体験。そして、苦しみの傾聴のワークを体験しました。第1回から第4回で学んだことを最大限に思いだしながら、皆さま、傾聴のワークに取り組まれました。

そして、まとめ。
相手の判断基準を援助するためには、
自分の判断基準を観る
相手の判断基準を観る
観点を変化・移動・運動させる
観点の中から外にリセットする

第1回から第4回までの勉強会では、自分の判断基準を観る、相手の判断基準を観るワークをしてきました。そして、第5回の対人援助コミュニケーション理論(SPケア理論)では、観点を変化・移動・運動させるワークをおこいました。

皆さん、それらを踏まえて、今後、「中級編」へと向かっていきます。

中級編では、自分の判断基準を観る、相手の判断基準を観る、観点を変化・移動・運動させるワークをさらに深く体験していきます。