浄智寺を出た我々は、
JR横須賀線の踏切を渡り、
明月院の案内板や建長寺前を敢えて通り過ぎ、
着いた所が…



円応寺!

ここは、臨済宗建長寺派の寺院で、
“閻魔大王”以下、“十王”を祀っている。

三門を潜るとすぐに受付で、受付から中に入ると撮影禁止とされている。



こちらはパンフレットから。
閻魔大王を中心に、十王がズラリと。


十王とは、人が死んでから七日毎に取り調べをする裁判官的な存在。

初七日…秦広王

二七日…初江王

三七日…宋帝王

四七日…五官王

ここまでで生前の行いを調べられ、

五七日…閻魔王

ここで、六道(天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄)のどこに転生するかを決められ、

六七日…変成王

ここで場所を、

七七日…泰山王

ここで男女の性別と寿命を決められる。


その後の
百か日の平等王、一周忌の都市王、三回忌の五道転輪王と合わせて
“十王”と呼ばれる、中国で成立した考えだという。



因みに、閻魔王はこの世で死んだ人間の第一号だとか。