だいち5月名も知らぬ虫が、畑をのしのし歩いている。誇りを持つ君は、私よりもしゃんとしている。私が借りた私の畑。そこを俺の畑だと歩く虫。その道中に、私の畑だと生える草。だれのものでもない大地で、ああ一緒に私たち営んでいるんだなぁ。