悔しかった!今日のリハビリ。また今度。 勇気が出るまで | 歩む会 Andante

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脳性まひのことや、日々の思いを綴ります。

今日のリハビリ。

まずは、一通り筋緊張落としてもらい、ストレッチと筋肉強化訓練をした後に、歩行訓練と起立訓練。

そして、装具外しての歩行訓練と
階段の訓練とどっちがいい?ということで、階段の訓練にチャレンジ!

「装具外すの怖い。ヤダ…。ようやく装具に慣れてきたし、取れなくてもいい。」と言い出す始末…。

装具を履かずに歩くなんて怖すぎます。感覚的には、画びょうの上を歩けって言われているものなんです( ;´Д`)

「もう慣れてきて別に装具してて不自由ないし、もはや取る方が怖いもん。
今度やるー。」

このやりとり何回目だろう(笑)

勇気が出ないのです。
何故か…,

実は一度やってみたが、
筋緊張がMAXになり、
体も足もロボットのように固まって足も出ない。歩けなかった。
恐怖心しか残っていないのだ。

平行棒と療法士さんに支えてもらいつつ介助してもらい、椅子に戻ったものの、結局、自ら一歩も踏み出せなかった。歩けなかったのだ。

そして今日。また装具なしの歩行訓練…。 出来るかなー。と思ったけど、

「やっぱりまた今度にする。今日はヤダ。」
と子どもみたいなことを言い、
先生も、無理してやらなくてもいいよ。と。
決して怒らない。恐怖心あるのに、リハビリしても意味がないからだろうか…。
私が「やってみる!」っいうタイミングを待っていてくれている。

本音は私も「今度やる…,」といいつつも、出来ない自分を責めていたり、
嫌になってしまうときがある。
「やりたい。やってみたい。」そういう気持ちがあるのか確か。

だからこそ、それを慌てさせず待っててくれるそういうのが有難い。
すごく楽というか慌てさせず焦らずに自分のペースでやっていける。

そんな先生に感謝。

じぁ、今日は「階段の練習」にしようかー。ということで
今日の一大イベントである階段の練習をしましたー!

先生に介助してもらい、支えてもらいながら杖であるロフストランドクラッチと平行棒に掴まって。

いざチャレンジ!

筋緊張のせいでなかなか足が前に出て来ず、後ろにもっていかれてしまいます。

先生に手伝ってもらいながら、そして平行棒と杖を使いながら
何回か練習しました。

もう少し…というところなのに
足が上手く上がらずに悔しかったー!

前に体重をかけるようにして強行突破しようとすると、体幹のバランスを崩し起き上がれなくなる。

強行突破作戦…。やっぱり勢いではダメなのね…^^;笑

正しい姿勢でしようとすると、
足すら上がらない。
支えてもらい足をあげて杖の力と平行棒の力で登る練習。

階段一苦労。 かなりの強敵です…。

疲れてしまい、フゥーと思わずため息。笑

先生が絶妙なタイミングで少し休憩しようか。と休憩を入れてくれる。 なんと良いタイミングだろうといつも感心する(^.^)

しんどかったけど、今日は頑張ったなー。と充実感があった。

「少しずつ焦らず。」
そう思っていても、あと少しっていうのも、療法士さんの言うことも分かるのに、悔しかったー!

こんな気持ち久しぶりだ。

感覚もなんとなく掴んでる。
療法士さんのいうコツも分かるのに、
実際にこうするんだよー。って教えてくれて、
うん。うん!と分かるのに

頭ではわかっている。
でも体は分かってない(T . T)

この葛藤に何回出会っただろう。

出来ないではない。
確かに外見は出来ていない。

でもそれ以前の段階。
「やり方が、感覚が、使い方が体が分かってないのである。」
それをやるために再学習するのだが、
やっぱり難しいなーと痛感…(;_;)

あと少しのところで体が思うように動かせない。

めっちゃ悔しいです。

悲しいとかという感情よりは、出来ない自分がただただ悔しいんです。
結構負けず嫌いだからかも…^^;笑


今日はよく頑張ったなー。と充実感でいっぱい。
なのにできなかった。あと少しだった気がしたのに…。ととても悔しい。

でも悔しさをバネして、
また頑張りたい。

たまには弱音も。
あー、悔しかった。
またリハビリ頑張るぞー!

歩む会~Andante~
坪田佳奈