先週のSORANOKO演奏会


毎回素晴らしいと思うのは、小規模ながら本格的な舞台演奏の場を生徒さんたちに提供していることです。


生徒さんたちは、演奏だけでなく舞台の動き、準備、礼儀など多くのことを学ぶことができます。





どうしても演奏会の簡略化に流れやすいのですが、このような演奏会を開催することは


ひいては邦楽産業の活性化にも結びつくことになります。



きちんと練習をする。合奏練習の回数を多く取る。楽器をメンテナンスする。


着物を選ぶ。着付け、ヘアメイクを依頼する。


舞台転換は楽器店にお願いする。


舞台袖にはお花。お客様にはお茶とお菓子の接待。


アナウンサーをお願いする。


その分野のプロをお願いすることで、バタバタすることもなくスマートに演奏会を進めることができます。




主催者は愛情を持って会を作っていることが関係者にもお客様にも、よく伝わります。


9回目を終えて、来年は10周年になります(震災の年は内輪で開催)


生徒さんたちは確実に上達しています。


今回のプログラムに古典が多かったのは、真摯に邦楽を勉強しているからと思います。



日頃、いかに「お客様に邦楽を楽しんでもらい、身近に感じてもらえるか」という活動をしていますが、あらためて、仙台での活動を誇りに思い、大切にしていきたいと思います。


そして、来年は東京からも参加者を募りたいと思います。