長期にわたる第1次オープンβテスト,そしてプレイヤーの意見に基づく不具合の修正と便利な機能を搭載した第2次オープンβテストを経て正式サービスが開始されたMMORPG「」(Knightage)。筆者も実際にプレイしてみたが,運営力に定評のあるアエリアらしく,タイトルと正面から向き合い,プレイヤーの意見を取り入れながらていねいに作り上げていっている印象を受けた。  今回は開発会社であるGnisoftのナイトエイジ担当ディレクターHur Joe-Sung氏と,アエリアの運営プロデューサー藤山拓也氏にインタビューを行い,当タイトルの企画段階からの話や現在抱えている問題,さらに現時点で,いまだ実装されていない「陣形」システムを含めた今後の展開などを聞いてきた,rmt。 ナイトエイジは企画段階から日本をターゲットにして制作されていた アエリア運営プロデューサー藤山拓也氏  本日はよろしくお願いします。早速ですが,βテスト周りのお話を聞かせてください。昨今ではオープンβテストから即正式サービスという流れのタイトルが多いと思いますが,ナイトエイジのβテストはかなり長めに行われていましたよね。 藤山拓也氏:  ナイトエイジは日本先行公開ということもあり,開発を進めながらβテストを行っていました。クローズドβテストで得られたプレイヤーの声を第1次オープンβテストに反映させ,第1次オープンβテストではより多くのプレイヤーに触れていただいて,修正すべき箇所を洗い出しました。修正とコンテンツの拡張を行ったものを,第2次オープンβテストとしてもう一度プレイヤーに触れていただき,ようやく正式サービスとなりました。  オープンβテスト初期は,かなりトラブルが多かった印象がありますが,それも日本先行サービスの影響でしょうか。 藤山拓也氏:  第1次オープンβテスト開始直後は,こちらで想定していた以上に多くのプレイヤーに遊んでいただけました。そのため,ドラクエ10 RMT,想定外の通信ですとか,サーバー側のトラブルが発生してしまったわけです。1週間程度である程度安定させることはできましたが,多くのプレイヤーにご迷惑をお掛けしました。  第2次オープンβテストの段階でも,翻訳ミスや,細かい不具合などはまだ残っているようでしたが,これらは大丈夫でしょうか。 藤山拓也氏:  ローカライズに関しては第2次オープンβテスト開始の段階で大分手を加えましたが,今後も翻訳ミスなどを発見次第継続して修正し,ストーリーを中心としたナイトエイジの世界観がより伝わりやすいような改善をしていきます
関連トピック記事: