年末年始にかけて風邪気味だったので控えていたけどこれだけは言いたい。
去年あれだけ騒がれて国民の耳目を集めた事業仕分けとそのやり方や方針決定に一言。
結局、40兆円割れの税収に対して93兆円の予算規模!(になるらしい)
800兆円超の国債などの借金もあるのに・・・
この予算数値はなんだ?
(桁が多すぎて分かりにくいのでおじさんを含めた一般庶民のものさしで考えると)
☆400万円弱の年収で930万円の支出!
(年収の2倍以上の生活費)
☆しかも8千万円の借金を背負って!
こんなことでいいのか?
なんのためあれだけ大騒ぎした事業仕分けだったんだろうか!?
細かいところでは収入の多寡に関係なく一律に子供手当ての支給をするらしい、その理由としては収入制限を設けるとその仕分けの作業費用にまた莫大な経費が掛かるからと。
それなら個人の家庭に手当てを支給するのではなく、
学校なりなんなりに支給すればいいのではないか?
老人・小児医療や年金も含めて抜本的に考えてみれば、
いわゆる「たんす預金」といわれている1千兆円をはるかに越える
経済活動に係わらない資金を経済回転に組み込める。
そうなれば・・・
①特に年配者の(先行き不安も少しは解消されて)貯蓄に
回されていた預貯金が消費に回る
↓
②購買力が高まり経済回転率が高まる
↓
③製品生産の増加につながる
↓
④企業の設備投資が高まる
↓
⑤景気も上向きになる
↓
⑥企業利益が増加する
↓
⑦税収が増加し個人収入も増加する
※デフレスパイラルの逆のスパイラル(すなわち②から⑦のループが出来上がる)
その結果、今のデフレスパイラルの脱却が出来るかもしれないし
内需拡大につながるかもしれない
しかも許せないのは子供手当ての予算捻出のため
各地で安全基準を下回ってる老朽化による学校校舎の耐震工事予算を見送ると!
それぞれの家庭での負担ではなく、
国(国民で公平に)で国の宝である子供の教育費や育児費用を負担するのが当たり前だと!(言っている政府)
そんな「国の宝」の、大事な大事な子供たちが、
毎日通って昼間の大半の時間をすごす校舎が地震で倒壊したらどうなるのか!
誰でも分かる結末だよね(決して箱物建設行政の復活ではないと思うが)
本末転倒!!
とはこのこと。
本当にこんな政府(政党)で大丈夫か!?
結局は未来のこの国の形を国民に見せられないような輩に政治を任せていては駄目なのだろうね。
そんな人たちを選んでいる(おじさんも含めて)国民の無責任さが巡り巡って自分たちに帰って来ているだけなどかねー。