改正ゴルフルールとの戦いは続いています。
前よりは改善されましたが、まだ難解な改正ルールと戦っています。
今回の改正は、若者たちのゴルフ離れで、ゴルフ人口が激減しているためと、
自己中の躾のなされていないゴルファーの出現で、プレー時間が前より比べもの
に長時間になっているための配慮が垣間見られます。
例えば、
1. ピンを立てたままでパッティングをしてよいし、当たっても無罰
2. バンカーでアンプレを宣言すればバンカー外に出せて打てる。
3. 準備が出来ているプレーヤーは遠球先打の原則を無視してよい。
4. 紛失球への捜索時間の許容時間が5分から3分に短縮された。
5. ドロップは膝の高さから
等々ですが、マナーを無視する不心者に原因があるとは思いますが、ゴルフは
楽しいゲームとはいえ、ゴルフの本来の姿からかけ離れていくような気がします。
その反面、USGA,R&A やJGAがより多くゴルファーを誕生させたいとの思い
があっての今回のルール改正であるなら、読解力が欠如しているとはいえ、長年、
競技に出ている者さえ、ルールブックを読み進めて行くと、改善されたとはいえ
もっとわかりやすい言葉使いが出来なかったものか? と疑問に思います。
長年、ゴルフの指導に携わってきた私は、ゴルフの
審判のいないゲーム
ペナルティーを加罰してスコアを自己申告するゲーム
という他のスポーツには見られない倫理観を育成するゲームであり、ジュニアーに
取って、道徳観豊かな社会人を育成する最適なゲームと思っています。
それ故に、老若男女を問わず、ゴルファーはクラブを持って1番のティーグランドに
立った時は、そのゴルファーは
ゼネラル・ルール、ローカルルール、特別ルール
を問わず、熟知していることが条件です。
だから、ルールを知らずに間違った処置をした時には、
誤魔化した
と言われても致し方ない恐ろしいゲームです。
だから、今回の今回のルールブックに記載している文言やペナルティーに関して
一般の罰
等の記載が随所にありますが、ジュニアーでも理解できるように
2打の罰
書いた方が解りやすかったと思います。
明日は、ルール規則の完全版を注文しようと思っていますが、ルールとの戦いの
苦悩の散歩道
は当分は続きそうです。