原発引っ越し | 歩き人ふみとあゆみの徒歩世界旅行 Fumi's trek around the world on foot

原発引っ越し

【北海道知床からこれまでの歩行距離数】7,191km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約18,800km
【現在地】大分県豊後高田市田染(たしぶ)
【前回からの歩行日数】0日
【前回からの歩行距離】0km





豊後高田市の河野さんの所に着いた時、隣の家である対談が行われていた。
原発の事故後に移住してきた人達の対談だ。



ここ大分県の豊後高田市だけでも結構な件数らしい。
福島県からだけでなく関東地方や新潟県などからの家族も多い。

対談の進行役は東京から広島県呉市に家族で引っ越した作家の神原将(かみはらしょう)さんで
「原発引っ越し」という本を出版している。


$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-原発引っ越し

対談の後、移住の支援をしている河野さんの家で神原さんや他の移住者の人達といろいろ話をする機会があった。




大分県内や九州全体だといったいどこくらいの人が原発事故後に移住してきているのだろう。

住み慣れた場所を遠く離れての移住という行動にまで踏み切った人は政府の発表だけを鵜呑みにせず、独自に情報を集めたり、実際にガイガーカウンターなどで町中のあちこちで計測したりした上で到達した結論のようだ。

移住すると決めてからも実際に引っ越しするまで、した後もいろいろな問題が出てくる。





福島の原発事故の影響で将来いったいどういう状況になるのかはまだ誰にもわからない。



$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-セシウム137
セシウム137の積算沈着量分布図。
*米国科学アカデミー紀要の解析図を基に作成されたもの



どんどん南下して遠ざかっていく旅人だからといって、私達は何も知らなさすぎるかもしれない。



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