覚書 品格という力

人間でいちばん大事なのは、品格である。　どんなに、気取るな、この世でものをいうのは力だ、などと言っても、どんな人間でも品格の前には頭を下げる。人間というものは根源的・普遍的に、そういうように造られている。（だから戦国武将も文化を力として競った。）　　

品格を、他の無品格と並べて恥じない現代社会が、長くつづくはずがない。尊敬を得ないようなものは滅びる。 ぼくはそう信念する。