ぼくはね、

 

 ええ、

 

 きみの検索欄にも、高田先生の検索欄にも、滅多に行かないんだよ。きみの欄も、先生の欄も、世間の俗の雰囲気が絡みついているからね。たとえ意図しなくて自然にであっても、世に出るということは、よほど気をつけなくてはならない。きみも、先生も、ぼくの欄でこそ、純粋に清潔に扱われるんだ。ほかにはない場所なんだよ。