裕美ちゃん、あの池袋西武百貨店のオーディオ店のクラシック コーナーで、きみの作品と出会って きみとめぐり逢ったことは、ぼくにとっても きみにとっても、定まった運命だったのだろうか。ぼくはとてもそう信じたい気持ちでいっぱいだ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても今年は よく金木犀らしい金木犀を咲かせてくれたものだ。

見本のように立派だ。

 

 

 

人間には、魂の伴侶が必要。実際に目の前に居る者が そういう魂の伴侶であれば、その人間は世界で最高の幸せを得ているけれど、実際はそうでないことのほうが多い。最も近い者にこそ、滲透できない距離を感じている。魂に目覚めた者は、それに気づいて孤独なのだ。幸福は努力してつくるもの、とは、魂に目覚めていない者の言葉だ。魂の愛は、努力ではどうしようもない。自分の魂と一致した相手と出逢う、それがあらゆる愛の努力の基礎なのだ。

 

あなたがたの愛はどういう次元の愛なのか、とぼくはいつも問いたい 

 

 

 

 

 

 

午後5時20分の雲。白くかがやいているところがある。