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信仰とは、この世においては、迷うなかでじぶんの感覚と方針を敢えて信ずることだ。 この世において在ることの構造そのものが、そういう信のあり方を人間に強いている。 信仰において人間は誤るのだ。 神が信ずるのではなく人間が信ずるのだから。 だから、「信ずる念」を通すことにおいて謙虚であるだけでなく、常に懺悔しなければならない。「神よ、わたしの純粋さを守るために、神のごとくなれないわたしをお許しください。わたしの排除したすべての人々を、正しき方向へお導きください」、と。