ぼくの樹の二羽の蝶の写真を載せたら、ニホンライチョウの雛が二羽孵化した報道が出た。これはこじつけシンクロか?  

 ぼくはライチョウが理由なく好きなのだけれど、以前、なにかの理由でぼくと縁のある鳥だということを知ったことがあるのを思いだした。 

 写真を載せたくなったので載せる。 

 

 

 

「氷河期に取り残された『生きた化石』」 と見做されているそうだ。

「生きた化石」と謂われる生物には、うまく生きようとする意志で進化した生物に感じられる あざとさ のないものが多いと思う。それでいて結構しぶとく生きている「純朴な太古の存在感」が、それこそ存在論的な感覚でぼくを惹き魅するのだろう。 これはなかなか本質的なことをかんがえさせる縁(よすが)になりそうなことである。 

 

 

 

〔意識が現在ではなく過去にあるという感じがする。長谷川潔の版画の雰囲気と調和するものがある。きわめて警戒心がつよく、雷鳴が轟いて他の禽獣たちが引っ込むときに、あ、いまなら大丈夫だ、と現れることから雷鳥の名がついたそうだから、賢くて腹の据わったところのある鳥なのだろう。〕

 

 

 

 

 

〔画像欄からお借りしました。〕