春のあたたかいお陽さまのような長閑(のどか)なきみと、文字通り身を削るように神経を使い 鋭敏になりきって演奏に打ち込んでいるきみと、この間に感じられる深淵は どう橋渡しをされているの?
それは・・・、あなたが ご自分のこととしていちばんよくわかっていらっしゃるはず・・
わかるような気がする・・ きみの その伏し目がちにぼくを見るとも見ないともいえないように窺っている表情をみていると・・・ ぼくはきみのいまの表情を塑像にしたいとはじめておもった
深くきれいな像がつくれたら それがぼくの本質でもある