きょうは金木犀のよい香りを経験しました
あなたの(ぼくの数え方で)3枚めと6枚めのアルバムを聴いていました
あなたは一貫しているのですね 内容への繊細さと敬虔さが
真心と優しさに溢れたあなたをこころから尊敬します
違う時間の世界に生きているきみを…
ぼくの真実を懸けて言います(すべての読者もよく聞いてください):
きみの世界に沈潜することは いまの時代にあって 魂の反省そのものなのです
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この一文はきょうの午後、夕刻、書いたのである。一語一語に意味が厳密に凝縮されている。詳しく解析することができるが それはむしろ読者の務めだろう。重い意味がこめられている。
彼女の音楽には人間感覚を本来に戻すものが籠められている。それを経験するのはすでに恩寵である。
〔ここに収録した曲は その3枚めのアルバムより。Ses oeuvres sont toutes des bijoux vivants.〕
2009年10月05日(月)