「遠望」
1981
高田博厚作
清春白樺美術館




先生の親友高橋元吉の第一詩集と同じ名をつけられた先生の代表作の一つといってよいと思われる作品。「彫刻にも詩魂がなければならない」という先生の確信そのままに量感と叙情性(リリシズム)とが甘くなく緊密に結びついていることを感じる。実作品の感覚、気品を伝えることができる写りであるよう努力した。