太陽の光に射され乾いた薔薇は

あなたの天から降ってくる

水晶玉の雫のような命の雨で

潤い 生き返り 天に向い祈ります



もしもぼくが眠らずにいられる薔薇ならば

あなたのためにたくさんの花を咲かせるでしょう

ごめんなさい ぼくを焼くことなくただ暖めてくれる

ぼくの心の太陽のきみ


なぜなら

ぼくが地上で果たさなかった唯一のこと

それは ぼくが本心から愛するひとを見出し愛する

ということだったのだから