『第9地区』 ハリウッド映画の明日を変えるに違いない、独創の心地よい暴走に酔える幸福 | ketchup 36oz. on the table ~フードアナリストの小さな日記

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『第9地区 DISTRICT9



ketchup 36oz. on the table ~新作映画レビュー-第9地区2


のっけから引き込まれてしまう、巧みな演出。

その計算し尽くしているであろう展開に、すんなりと魅せられてしまう、かつてない独創(オリジナリティー)。


無名の監督とキャストに、完全オリジナルの脚本、そして低予算でのプロモーション…

それでいて、並みいる超大作をぶっちぎっての大ヒット。


その答えは、全てこの映画の中にあり、この映画を観ればわかる。

そのすごさ、えげつなさ、リアリティー…


“NO HOLLYWOOD ALLOWED”と宣言するがごとくの、掟破りの連続が心地よい。

極上のエンターテイメントと言い切れるのに、ひたすらダークでブラックな要素が確信犯的に編み込まれている。


ただ、観ればよい!

否、観ねば、ならない!

それしか言えない、レビューにならない、傑作。


いま僕らがいるのは…

第9地区の、

中なのか、外なのか…


ketchup 36oz. on the table ~新作映画レビュー-第9地区1


監督・脚本: ニール・ブロンカンプ
脚本: テリー・タッチェル
製作: ピーター・ジャクソン
音楽: クリントン・ショーター
出演:
シャールト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、ジェイソン・コープ、ヴァネッサ・ハイウッド 他



映画『第9地区』公式サイト


第9地区 - goo 映画


第9地区@ぴあ映画生活