『そんな彼なら捨てちゃえば?』
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まず劇場に入って感じる、いつもと違う雰囲気…
よく行くシネコンなのですが、客層がいつもと全く違ってて、
…つまり女性ばかり。
ほとんどが20~30代の女性客なわけです。
まぁ、こんな邦題なわけだから、彼氏を誘って観るには躊躇しちゃいますかね。
女性客多し!の映画と言うと、セックス・アンド・ザ・シティ(これは、ゲイも多いです)や、ブリジット・ジョーンズの日記なんかが思い浮かびますが、これらともちょっと違う感じ。
セックス・アンド…を観る層とブリジッド…を観に行く層の間くらいの、
いい感じの層って言ったらわかりやすかもしれないけれど、語弊もあるかな。
これは、キャスティングにも大きく影響されているかと思いますが。
ちなみに原題は、
“he's just not that into you”
直訳すると、
彼はそれほどあなたを好きではない、です。
さてこの映画、TV版セックス・アンド・ザ・シティの脚本スタッフによる原作に基づいているわけですが、
もっと身近で等身大の、男女の恋のお話です。
舞台をニューヨークでもロサンゼルスでもなく、ボルティモアという
ちょうどよい大きさの街に設定していることも、大正解ですね。
そして、この映画の大きな魅力であるキャスティング!
ええ!?、というほど豪華な出演陣なのですが、
みんながうまくはまっていて、リアルな恋愛模様が描き出されているんです。
中でもビッグネームに交じって、ジジ役をのびのびと演じる、ジニファー・グッドウィンが、光ってます。
彼が結婚してくれない、
彼が浮気している、
彼に奥さんがいる、
彼が電話をくれない…
こんなケースがあてはまらなくっても、楽しめる
本音満載・ガールズ“恋愛”トーク・ムービーなのですけれど、
はたして
恋をしたくなっちゃうか、
もう恋なんてって思っちゃうのかは、
あなたの恋の履歴書次第?
原作本は女子必読の恋愛バイブルとして全米で大ベストセラーになったわけですが、
そもそも恋って例外だらけなものでしょう?
ひとつひとつが違うのだから
誰かの指南って、あてにならないと思うな。
監督: ケン・クワピス
原作: グレッグ・ベーレント / リズ・タシーロ
脚本: アビー・コーン / マーク・シルヴァースタイン
製作: ナンシー・ジュヴォネン
製作総指揮: ドリュー・バリモア / トビー・エメリッヒ / ミシェル・ワイス / マイケル・ビューグ
出演:ベン・アフレック、ジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモア、ジェニファー・コネリー、ケヴィン・コノリー、ブラッドリー・クーパー、ジニファー・グッドウィン、スカーレット・ヨハンソン、クリス・クリストファーソン、ジャスティン・ロング 他
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