『ハンコック』 ウィルならではの新ヒーロー誕生、でも軍配はシャーリーズ・セロン! | ketchup 36oz. on the table ~フードアナリストの小さな日記

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映画中心のブログだったのですけれど、突然トラックバック機能がなくなってしまって…。どうしたものかと思っていたのですが、とりあえずコチラはコチラで再開します。料理のこと、お酒のこと、レストランのこと…“FOOD”な話題を語っていきます。

『ハンコック』

監督: ピーター・バーグ
脚本: ビンセント・ノー、ビンス・ギリガン
出演: ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマン、ジェイ・ヘッド、エディ・マーサン、ジョニー・ガレッキ、トマス・レノン


ハンコック
(C)2008 Sony Pictures Digital, All rights reserved.


ウィル・スミスのために作られた、最近のハリウッドでは珍しい“オリジナル・ヒーロー”映画。

この型破りな新ヒーローの着想は面白いし、きっとウィル以外には演じられないだろう。

ハリウッド映画らしい、スケール感とばかばかしさと爽快感は、まさに映画本来の持つ娯楽という大きな役割=暇つぶしにはうってつけだ。

前半から後半への“転調”については色々と議論もあるようだけれど、ハイテンションをキープしながらコンパクトにまとめた脚本は悪くはないと思う。

むしろひっかかるのは、今や世界的大スターとなった主演のウィル・スミス自身という皮肉…。


だって、ウィル・スミスがどんな役を演じても、“ウィル・スミスという役を演じている”ように見えてしまうのだもの。



この作品において、それを救ってあまりあるのはシャーリーズ・セロンの存在感。

彼女の生き生きとした所作が、スクリーンいっぱいに弾けます。


シャーリーズ・ファンには、あたらめて彼女の魅力を再確認させるとともに、
新たなシャーリーズのファンを、数多く獲得する映画となったに違いないと確信する。

だって、僕がそうなのだから。



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