『デトロイト・メタル・シティ』　原作ファンを裏切らない、クラウザーさま完全憑依の松ケン!!!

『デトロイト・メタル・シティ』

監督：李闘士男

脚本：大森美香

原作：若杉公徳

出演：松山ケンイチ、加藤ローサ、秋山竜次、細田よしひこ、大倉孝二、岡田義徳、鈴木一真、高橋一生、美波、大地洋輔、大谷ノブ彦、宮崎美子、松雪泰子、ジーン・シモンズ、加藤諒、池澤あやか　ほか

一ツ橋ホールでの試写会を観てきました。

こんなに待ち遠しかった映画は、そう滅多にありません。

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NANA、セクシーボイスアンドロボ、デスノート…松山ケンイチほどコミック原作の作品を上手に演じてきた俳優はいないだろう。

それが、今度は『デトロイト・メタル・シティ』の、ヨハネ・クラウザーⅡ世である。

さすがに勇気ある決断だったに違いないし、役作りにも苦労したはず。

けれどもスクリーンの中では、そんな心配を微塵も感じさせない“なりきり加減”で、根岸＆クライザーを演じきって魅せている。

その役者としての力量にまずは脱帽、そして最大の賛辞を贈りたい。

ほぼ完璧に近いキャスティングと、それぞれの分野の精鋭が集結したスタッフによるプロフェッショナルな仕事ぶり…

映画・デトロイト・メタル・シティは、決して原作ファンを裏切ることはないだろう。

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大爆笑!　なのに涙と夢と勇気も!

思い描いていた夢と、現実とのギャップ…生きていれば誰もが抱える問題を、

強烈な毒で笑い飛ばしながら。

でもでも優しく、そっと後押ししてくれる、爽やかな映画に仕上がりました。

暑気払いに是非どうぞ！ゴートゥ DMC！

※エンドロール途中で席を立ったら、損しますよー！

8月23日(土)より全国ロードショー