畠山千穂さん | 気仙沼 ボランティアネットワーク 聖敬会 オフィシャルブログ

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東日本大震災後、現地で活動していたボランティアが チームとなり 生まれました!  小さな力ではありますが 気仙沼の復興のために一歩でも前へ!

畠山千穂さん

震災の時は仙台の大学病院に入院中でした。

15階だったので揺れも大きく、非常に怖かったのを覚えています。


家族とは地震の直後から 

全く連絡が取れなくなりました。


病院ですから地震後も電気が止まることはなく

テレビが見られたのですが

そこから流れてくる燃え盛る気仙沼の映像にいてもたってもいられませんでした。


何度も家に帰らせてほしいと先生にお願いしましたが

絶対ダメ!と言われ、

どうすることも出来ませんでした。


ようやく家族と連絡が取れたのは1週間も経った頃だったでしょうか。


退院して気仙沼に戻れたのは4月に入ってからでした。

変わり果てた故郷の姿を目の前にして、言葉を失ってしまいました。


ミサンガのことは新聞で知りました。

今も体調は万全ではないので外で仕事をするのは難しいけど、元々手芸が好きだったしこれなら自分もできるかな、と思って始めました。

ミサンガを作るという目的があるから、やる気も出てきたんですよ。


全国の人の手に届くと良いなと思います。

そしてたくさんの人に気仙沼に遊びに来てほしいです。


何にもなくなっちゃったけどね。


※気仙沼ミサンガプロジェクトは、気仙沼ボランティアネットワーク聖敬会の傾聴活動から生まれた被災者の働く意欲を応援するプロジェクトです

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