PRAGA2018 作品完成 | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

PRAGA2018の作品の手直しが終わりました。

 

6月にイスラエル展を終えてから、プラハでの展示に向けて直したいと思っていた箇所はすべて修正することが出来ました。終わってみれば、結局、「急速郵便史」は128ページすべてを差し替えたことになります。

 

ワンフレームのほうの「鎌足5円」はタイトルをダブルリーフにするという大掛かりな作業になりました。

 

やはり審査員によるクリティークや個別指導はありがたいもので、言われた通りに直してみると、なるほど以前に比べてずっと迫力が増してみえます。急速郵便史では、手彫時代の使用例を2通増やしただけなのですが、前回比かなりボリューム感が出ました。

 

また、外国人審査員には理解が難しい、日本の急速郵便制度をさらにわかりやすく訴求するために、EXPRESS(広義)の用語で統一することとし、これに伴って作品タイトルも正規の手続きを経て変更しました。

 

あとは梱包してコミッショナーに送るだけです。

 

 

直前になって「PRAGA2018においては出品作品用封筒を作製しない」ことが通達されましたので、急遽、以前シンガポールに出したときのものを再利用です。破れにくい繊維の紙が使われているので、軽量にもかかわらず使い勝手が良い封筒です。

 

兎も角、これで2018年の国際展出品作品リーフ作成は完了です。