「川支延着」印つき小判1銭葉書 | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

豪雪のニュースがあちこちから聞かれるので、「雪支」の使用例を探したのですが、うまく見つかりませんでしたので、代わりと言っては何ですが「川支」による延着使用例をお目にかけます。ごく最近の入手品です。

 

差立ては甲斐南部局、日付は明治24年8月24日で、山梨県内あてとなっています。到着印は翌日の日付になっているので、さしたる遅延もなく配達されたものと推測されます。