高円寺の美容室オンザコーナーのヤマザキです。
私、19歳で美容の道に飛び込み、現在37歳…。
ずいぶん経ったものです。
この歳になると、昔の仲間は美容から離れた人もたくさんいます。人生色々。
スタッフを二人雇い、技術指導なとを自分なりにしております。
しかしながら、美容は深いです。自分は、まだまだ未熟者ということを知っています…。
なので、まだまだ練習したりもします。^ ^
今日はマネキンの左右を別々のカットを、施してみました。
左右けっこう印象違いますよね。
右はいわゆるSラインシルエット。左はIライン、もしくはAラインシルエット。
ちなみに…。
スソの長さとトップの長さは同じです。
でも、左右の印象は全く違いますね。
これは肌の見え方と、カットの内部構造がけっこう違うためです。
お客様の好みや似合わせを考えて、それらをコントロールするのが僕らの仕事なんです。
カットはオモローです。^ ^
そして、毛量調節。業界用語でいうとセニング。削ぎですね。
削ぎと一言でいっても、様々な技術があります。
スキバサミやレザー(カミソリ)、そして、ゾーンセニング。などなど。
オンザコーナーの毛量調節は主にゾーンセニングです。
ゾーンセニングとは先ほど紹介した、シルエットを作るベースのカットで可能なかぎり不要な重さを取り除き、それでもどうしても取れない部分(ゾーンのみに)削ぎを加えていく技術です。
要は削ぎが必要な部分にだけ、できるだけ最小限の削ぎを加える毛量調節です。
そして…。
いわゆるスキバサミを使用せずコレで髪を間引くように、削ぎます。(超多毛のお客様の場合や、ショートスタイルの場合スキバサミを、使用することもありますが)
この、普通のハサミで間引きながら削ぐことにより、必要なところだけ、細かく見極めて量を減らすことが出来るのです。
すべての毛量調節をスキバサミだけで行うと、もはや減らさなくても良い部分まで、減らしてしまうという考えです。
ゾーンセニング。オンザコーナーのひとつのウリだと思っております。
過度の削ぎは髪を汚し、パサつき、まとまりを阻害します。^ ^
実際、たいしたダメージでもないのに、パサつきがひどい方には、過度の削ぎが原因に、なっている方も多いようにおもいます…。^ ^
オンザコーナーのちょっとしたこだわりの記事でした。かしこ。