カットのお話 | ヤマザキケントのあれこれブログ

ヤマザキケントのあれこれブログ

高円寺の南口、パル商店街にある美容室オンザコーナーの店主、山崎研人のあれこれをつづるブログです。
趣味は勉強!そして、勉強!あとは、ヘアカット、ヘアケア、カメラ、音楽。あれこれと愛を込めて更新いたします。
へたくそな文章ですが、よろしくお願いいたします。

高円寺の美容室オンザコーナーのヤマザキです。

ホームページ     http://www.onthecorner-hairsalon.jp/



 Twitter                        https://twitter.com/onthecornerhair




ちょっとカットのお話。



私、19歳で美容の道に飛び込み、現在37歳…。



ずいぶん経ったものです。



この歳になると、昔の仲間は美容から離れた人もたくさんいます。人生色々。



スタッフを二人雇い、技術指導なとを自分なりにしております。



しかしながら、美容は深いです。自分は、まだまだ未熟者ということを知っています…。



なので、まだまだ練習したりもします。^ ^



今日はマネキンの左右を別々のカットを、施してみました。




{9AA035CD-C491-4536-8806-AB1CF084153B:01}





左右けっこう印象違いますよね。




右はいわゆるSラインシルエット。左はIライン、もしくはAラインシルエット。



ちなみに…。



{112B3B89-BBF3-4992-AB46-7F55594C5F94:01}





スソの長さとトップの長さは同じです。




でも、左右の印象は全く違いますね。




{7F59B430-0A5C-45E0-984E-0B90846578E4:01}





これは肌の見え方と、カットの内部構造がけっこう違うためです。




お客様の好みや似合わせを考えて、それらをコントロールするのが僕らの仕事なんです。




カットはオモローです。^ ^




そして、毛量調節。業界用語でいうとセニング。削ぎですね。




削ぎと一言でいっても、様々な技術があります。




スキバサミやレザー(カミソリ)、そして、ゾーンセニング。などなど。




オンザコーナーの毛量調節は主にゾーンセニングです。



ゾーンセニングとは先ほど紹介した、シルエットを作るベースのカットで可能なかぎり不要な重さを取り除き、それでもどうしても取れない部分(ゾーンのみに)削ぎを加えていく技術です。



要は削ぎが必要な部分にだけ、できるだけ最小限の削ぎを加える毛量調節です。



そして…。




{B8550A6A-3DEB-455A-B59D-1D15D0C88FEE:01}




いわゆるスキバサミを使用せずコレで髪を間引くように、削ぎます。(超多毛のお客様の場合や、ショートスタイルの場合スキバサミを、使用することもありますが)




この、普通のハサミで間引きながら削ぐことにより、必要なところだけ、細かく見極めて量を減らすことが出来るのです。




すべての毛量調節をスキバサミだけで行うと、もはや減らさなくても良い部分まで、減らしてしまうという考えです。




ゾーンセニング。オンザコーナーのひとつのウリだと思っております。




{BEFF3B13-E36E-4BA7-A232-BFF1AD6B45AD:01}
ゾーンセニングですね。





{373A76D5-EF56-4C28-A12B-6C25FBF464FE:01}
めちゃゾーンいれました。^ ^




過度の削ぎは髪を汚し、パサつき、まとまりを阻害します。^ ^




実際、たいしたダメージでもないのに、パサつきがひどい方には、過度の削ぎが原因に、なっている方も多いようにおもいます…。^ ^




そしてコチラ。









私のやる気スイッチです。応援よろしくお願いいたします。(・ω・)ノ




オンザコーナーのちょっとしたこだわりの記事でした。かしこ。