さて、ご無沙汰しております。


ずい分更新の間隔が開いてしまいましたので、どうしたのだろう、と心配してくれていた方もいらっしゃることでしょう。


ご安心下さい。


私は元気です。


多分。。。


えーっと、先にことわっておきますが、今回は別に笑いどころはございません。


あしからず。


さて、先日、店の営業中、


「K高校出身ですよね?」


とお客さんに話かけられた。


突然である。


年の頃なら40前後だろうか。


女性である。


確かに俺はK高校出身である。


「・・・はあ、そうですが・・・」


と俺。


「私もそうなんですよ」


と女性。


「え?」


と俺。


「私のこと分からないですよね?・・・実は同級生なんですよ」


とその女性。


「・・・・・・・・・・」


えええっ!????誰だ?申し訳ないが、全く分からない。


女性は続けて言った。


「私も分からないんですよ」


は?


え?え?え?何を言っているのだこの人は・・・


私も分からないだと!だったら俺はもっと分かんねえよ!


「あのう、江川君て知ってます?私、江川君と小中高と一緒だったんです」


と女性は言った。


むむむっ、江川君・・・もちろん知ってますよ・・・


「江川君なら俺も仲良くしていましたけど」


「江川君から、ミムラ君がこの辺でお店を始めたって聞いて、あ、私この辺に住んでるんですけど、それで今日来てみたんです」


「あ、ああ、そういうことですか、わざわざすいませんね、ありがとうございます」


なるほどそういうことなら合点がいく



「江川君から聞いて、ブログも読ませてもらいました」


「・・・あ、ああ、そうですか・・・」


このブログが読まれてしまったことに関しては少々複雑ではある。


で、お互いにお互いのことをよく知らないから、その後話は弾みようもなく、挨拶もそこそこにお別れしたのである。





とまあ、そんなことが先日あったわけです。


店のアルバイトの女の子にその話をしたら、


「それって、恋が始まるシチュエーションですね」


とニヤニヤしながら言った。


いや、始まんねえし


俺のこといくつだと思ってるんだ?


そもそも、その同級生は子供を連れていたしね


しかし、思うわけです。


不思議だなあ、と。


二十数年前に同じ高校に通いながらも当時はお互いの存在さえ知らなかったわけです。


それが、時間を経て、場所を宮崎から東京に変え、しているのですね。


確かに、二十数年前に同じ空気を吸い、同じように時を過ごしていた人との再会。


何だか遠い気持ちになってしまいました。


人の縁って分からんもんですね。


ま、今回はそんなお話でした。









追伸


あ、そう言えば名前訊くの忘れた