1ヶ月近くデコレーションを検討していた。
とにかく華やかに可愛く素敵にお祝いしてあげたかった。
大きな数字のバルーンも用意したかった。
様々なショップでアイテムを揃えた。
フラワーポムは手作りしようと決意。
自分自身の運動会の花作りを思い出した。
毎晩コツコツと作り、途中で隼人にミルクをあげながら…
寝かしつけたら…とゆっくりゆっくり準備。
A型だけどA型では無いから雑。。
左右の花の大きさが異なったり途中破れたり…
それでも妹と弟、子供達のため。
深夜賢人と話しながら頑張った。
妹の赤ちゃんは何度も何度も妹の子供になりたくて
選んでくれた。私達家族を選んでくれた。
だから盛大に歓迎したいのだ。
想いを込めて作った。
この高いテンションにびっくりするかも知れないが、心待ちにしているから
伝えたい。
ずっと待っていた。
準備しながら泣けてきた。
まあ自己満足の世界であり、テンション上がりまくる自分に酔っているだけの
面倒くさい伯母である。
その私に巻き込まれる家族も迷惑だろう。
デコレーションに子供達は喜んだ。
賢人と麗夏は毎年恒例だが隼人は大興奮だった。
子供達はこうして歓迎されて生まれて来る宝物。
大人はその宝物を全力で守る役目がある。
デコレーションは素人なりに頑張った。
出来る限り頑張った。
妹や弟、子供達が笑顔になってくれたらそれで良い。