消費生活アドバイザー | babyを亡くしたママのブログ

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09年8月3日息子は天使になりました。

病名は・・先天性心疾患『総肺静脈環流異常症』2ヶ月と17日一緒に生きた幸せを大切にして前を向いて明るく笑顔で生きていきます。1人でも多くの方に勇気&元気をプレゼント出来るようにブログをスタート♪

電車に飛び乗り、麗夏を保育園へ迎えにいく電車の中。
いよいよ来週から4月。賢人は5月で3歳!あっという間だ。
私は、4月から消費生活アドバイザー取得に向けて一年間、大学に通いながら通信講座も併用して勉強の日々が始まる。
30歳代は素敵な40歳代を迎えるため学ぶ10年にしようと決めていた。
学生時代は勉強もテストも大嫌いだったが、今は好きになった。
賢人と麗夏が私を変えてくれた。
2人が自慢に思ってくれる女性でいたい。そのためには一日を無駄にせず、大切に生きたい。
努力していたい。
直属の上司が
『○○(→私 )ってさ、元気ですかぁ~(→アントニオ猪木の真似 )って感じだよね。そういうふうに元気なのは羨ましいよ。本当に...』とつぶやいた。
もちろん賢人を亡くしたことも知っている。
私は上司の冷静さや、理論的なスタンスを羨ましいと思うのでそのまま伝えた。
考えるより先に行動する私を制止してくれたり、粘り強さの無い私の性格を把握してくれていて物事をじっくり考え分析する努力を教えてくれる。

人間、無い物ねだりなのかも知れない。でも自分や自分の人生を好きになることは大事だと思う。
人生は理不尽なことだらけだし、実はうまくいかない事が殆ど。
試練の連続だ。
それをどう捉えるか?が人生の分かれ道。
賢人は生まれてからずっと理不尽なことの連続だったけどいっぱい笑ってくれた。
賢人は自分の人生を愛し、誇りに思っていたと確信している。
だから私達家族は賢人の意志を受け取り生きている。
この前、二ヶ月の男の子を抱っこしているママと話していたら、思わずウルウルして泣けてきた。
あんなに小さかったかな?
あんなに赤ちゃん赤ちゃんしていたかな?
やっぱりどう考えても賢人は大人だった。
賢人を抱っこしていた感覚。幸せだった気持ち。つらかった日々。色々な気持ちが複雑に交差した。
スイッチは突然入る。
それでも現実を受け入れ毎日を生きるしか無い。
私はこの世の中に生まれて良かった。両親、妹と家族になり、主人と出会い賢人と麗夏に会えて、優しい人達に支えてもらうこの人生で良かった。
これからも幸せのその先に向かう。
日々成長しながら生きていきたい。



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