保育園…そこには、我々大人の世界と同じように子供の世界がある。
こんなキャラクターの私は、保育園に行くと『あ！麗夏ちゃんママ！！』…と色々な子供たちから話し掛けられる。
まぁ娘も同じようなキャラクターだからお姉ちゃまお兄ちゃまたちもみんな麗夏のことを知っている。めんどくさいハイテンションキャラ母娘だが、おかげさまで可愛がって頂き感謝。
もちろん子供たちにとって私は電池で動く玩具と思われている。間違いない。
帰りがけにものすごく賢人に似ている5歳のY君が『麗夏ちゃんママおかえりなさい！』と言ってくれた。すると麗夏のそばに歩みより『麗夏ちゃん。バイバイ。また明日ね。』そう言って麗夏の手をとり、手の甲にキスをした。
欧米化かっ？！
アメリカンスクールに通わせているのかと錯覚した。
まぁ～とにかくそのY君はイケメン、ハンサム、背が高く…色白で賢人そっくり！保育園の先生も認めるほど似ているのだ。
そのY君は麗夏をとにかく可愛がってくれる。
キスをされた麗夏も照れているではないか！
いやぁ～麗夏の世界を垣間見た！
そして昨日、帰りがけに起きた出来事。
泣き真似をした先生を見て悲しくなったのか…麗夏も泣き出した。
するとY君が駆け寄り『麗夏ちゃんどうしたの？誰が泣かせたの？誰が麗夏ちゃんを泣かせたの？泣かないで…』と麗夏を必死に守ろうとするのだ。
館ひろしの歌がリピートしている。
泣かないで～♪
『Y君かっこいいね！ジェントルマンだわ～いつも本当にありがとう！』
私は絶賛した。
麗夏はY君にわざわざ駆け寄りさらに大きな声で、いつもの涙ポロポロ作戦で泣いている。さすが女優！！
そんな麗夏の姿を見て、泣き止ませようと必死に飛行機の真似をするY君。
子供には子供の世界があるのだ。
その話を主人にすると、面白くなさそうにしていた。ヤキモチである。
笑える。
私は、こんな日常でなんとなく賢人の存在を確認できる。
昭和顔の麗夏だけど、守ってあげたいキャラになりつつある。
その点は私に似ず、妹で良かった。
羨ましい限り。
私も今日から守ってあげたいキャラに変身してみようかな。
…上司に気持ち悪いと言われるだけだ。やめておこう。
『あのさ、○○さん見てるとこっちも全力で必死に生きて常に一生懸命行動しなきゃいけない…って思っちゃうんだよねぇ。。』と言われる私。
まっ周りは疲れるキャラ。
ある意味、マインドコントロール。。