男子 女子
1位 井山敬介 1位 嶺村聖佳
2位 柏木義之 2位 三星佳代
3位 佐藤久哉 3位 中田良子 小野塚彩那
午前中は、自分のトレーニングがあったから観にいけなかった・・・↓。
午後からの観戦!天候は昨日と変わって雪時々吹雪(笑)
午後からの競技は大回り、小回り、共にコースにウェーブがある。
視界が悪いので失敗する選手も多くでた。
そんなコンディションだったが男子上位3人はコースを攻略してきた。
1位になった敬介は、力強いスキースタイルでターン前半で腰と膝を並行にバランスよく滑っているように見えた。
2位の義之クン、彼は他の選手とは少し違ったテクニックがある。
股関節の柔らかい動きと、身体全体で吸収した反発をスキーに伝える能力は凄い!
3位、前回の優勝者 久哉君。
身長が大きく、まさにミスター技術選!教科書どうりのスタイルを持つ選手!
基本がしっかりとできてる選手で、今回はスピード&メリハリの部分で差がついたんじゃないか?
基本を表現できるって事は一番難しい。素晴らしい選手だと思うよ。
1位の聖佳は、男子の試合に参加してもわからないくらい
女子離れしたスキーをする。今回で6連覇を達成し、経験の中から得たアイテムが多い選手だと思う。
きっとこの競技に対する向き合い方が、他の選手を寄せ付けない理由であり、強さなんじゃないかな。
2位の三星選手は正確なスキー操作の中から生まれるスキーの撓みと走りを感じた。
彼女は今後の女子を引っ張って行く存在になるんだと思う。
3位 中田選手、小野塚選手。中田さんはベテラン!小野塚さんは18歳!
経験と勢いの戦いって感じが楽しかった。
技術選を観て感じた事はゴルフに似てるんだなぁ~って思った。
1日 3~4種目を予選も含めて4日間ある。
だから、1日だけの結果では決まらない。
ゴルフと一緒で「あがってなんぼ」って感じがした。
いかに平均的に自分らしくプレーするかが重要なのかも。
もちろん自分らしくの中にはスキー技術もフィジカルもあっての話!
今回、俺が一番期待していた 吉岡大輔!!
初出場で初優勝を狙っていた。
大輔は本当に目標をもって取り組んできたし、
彼のスキー技術やポテンシャルは充分に目標を可能にできる選手だ。
しかし、結果的には7位だった。
誰も成し得なかった事だから難しいことなんだろう。(日本の歴史で)
大輔は3日間で失敗する種目が多く出た。
細かなディテールができていたら優勝していたかもしれない。
なぜなら彼には天性のスキー操作があるから!これはアルペンスキーをやっている頃から言っていた事。
間違いなくスパースターになる選手だ!だからこそ反省点を洗い出し、彼にしかできないスキーを来年みせてほし!
技術選にはアルペンから進んだ選手が数多くいる。
全日本メンバーだった選手ももちろんいるし、全国大会で活躍した選手達もいる。
これからも自分達がやってきたスキーを忘れずに頑張ってほしいと願ってる。
きっと経験を手に入れれば君達の時代が来るはずだからね!
ベテラン達の上手さを認めて自分のモノにする事が大切だと思う。
まぁ~ごちゃごちゃ書いたけど、やっぱり日本には技術選が大切!
これは日本が生んだ文化!この競技を大切にする事が未来につながると思う。
世界一を決めるアルペンは大切!
でも、日本には日本のスタイルがある。
個人的な希望としては技術選がシリーズ試合になると面白いよね!
全日本連盟、都道府県連、スポンサー、スキーメーカー、スキージャンル全ての選手、スキー場。
雪に携わる全ての人達で冬を大切に、自分達の存在を表面化する為にも力を合わせなくちゃいけない!
当然、皆が考えてる事はわかってる。でも、改めて思い返し、自分達ができる事を考え
文化を少し進める時期に来ていると思う。
我々アルペンチームは結果を出す事も当然だが、スキーに携わる全ての人達を尊重、尊敬しながら
力を合わせる事を考えていきたい。
あぁ~ちょっと硬かったなぁ~・・・・ついつい気持ちが入ってしまって(笑)
雪山生活最終日でした。
kentaro..