木彫刻「賢申堂」の河合申仁のブログ
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引越し

先日紹介させていただいた、本町紀州街道への工房移転。
本日から引越しの作業を進めている。
小さい仕事場であったが、やはり引越しは大変である。

四月一日から新しい工房で・・・と思っていたが、まだもう少しかかりそうなので、
通常作業は三日からになりそうである。

新しい工房の住所は
596-0074
岸和田市本町7-19
電話番号はかわらず、072-438-1068

前投稿でも書かせていただいたが、独立から今回の移転。
本当にたくさんの人に助けられ、協力していただいた。
皆様には、心より感謝いたします。
これからも、今まで同様、賢申堂を宜しくお願い致します。



「賢申堂」移転のお知らせ

平成22年一月に、木下彫刻工芸より独立し、早や四年と三ヶ月。
お蔭様で仕事も順調に入り、忙しい今日此の頃である。

ただ今、我孫子新調地車の土呂幕を叩き、弟子は土呂幕を仕上げている。
今回だけで思ったわけではないが、やはり今のままでは狭すぎる。
二年程前から、どこかいい場所はないかと探していた。
しかし、今の場所は確かに狭いが、私が生まれ育った中町の地で出発できたことは、
私の人生の中で非常に大きなことであった。

そして再出発。隣町の本町へ。
江戸時代の歴史的景観を残している紀州街道のど真ん中。
「まちづくりの館」のまん前である。
まさかこんないい場所で再出発できるとは夢にも思わなかったが、
様々な方々のご協力があり、この素晴らしい場所を借りる事ができた。

岸和田城下で、最も岸和田らしい場所であり、また地車が一番似合う町並みでもある。
今は少し淋しい紀州街道ではあるが、
これをきっかけに、この素晴らしい町並みに似合った店が立ち並び、
活気付くことをいのるばかりである。


心機一転、これからも精進してまいります。
今後とも、賢申堂を宜しくお願い致します。


岸和田木彫会 展示会

四月六日 日曜日、岸和田だんじり会館において、
岸和田木彫会主催の木彫展示会が開催される。

昨年四月に発足した「岸和田木彫会」
岸和田で修業した彫刻師のほとんどが在籍し、それぞれの流派、技法は違うが、
その垣根を越え一年間意見を交わし、岸和田の木彫文化の継承について話し合ってきた。

その一年間の結晶として、今回木彫展示会を開催することとなった。

個人依頼の置物。また、ただ今製作中の新調地車の彫刻を数十点展示させていただく。
今回の展示会にあたっては、多くの町会の皆様、個人の方々にご協力いただいている。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございます。

また、今回の展示会では、高松彦四郎、開生珉、木下舜次郎、松田正幸、筒井嶺曄などの、
かつて岸和田で名を馳せた名人彫師の作品も展示している。

当日は、岸和田駅前通り商店街、二の丸公園、紀州街道などでも
様々なイベントが、開催される模様。
皆様、お誘い合わせの上、だんじり会館にてご高覧頂きますよう、
宜しくお願い申し上げます。

岸城宮の神あそび 報告

新嘗祭の神賑行事として、我々岸城宮社中が主催させていただいた「岸城宮の神あそび」
無事終了いたしました。
たくさんの方にご参拝いただきありがとうございます。
また、当日お手伝いに来ていただいた皆様、そして太鼓一式を貸して戴いた太鼓正様、
本当にありがとうございました。

今回の神賑行事は初めての試みで、まだまだ氏子の皆様には浸透しきれてませんが、
これからも、岸城神社が氏子の皆様の心の拠り所となるよう、活動していきたいと思います。

社中の皆様お疲れ様でした。
そして総代の皆様も、最後まで見ていただきありがとうございました。





岸城宮の神あそび

皆様またまたご無沙汰しております。

11月23日は、勤労感謝の日であるが、神道では新嘗祭(にいなめさい)の日にあたる。
新嘗祭とは、宮中祭祀の一つで、11月23日に、天皇が五穀の新穀を天神地祇に進め、
また、自らもこれを食して、その年の収穫に感謝する、収穫祭である。

岸城神社では、今年、この新嘗祭に伴なっての神賑行事を行なうことになった。
昨年、岸城神社宮司様より、「何か、神社に於いて参拝者の集まる行事ができないものか」
とのご相談があった。
そこで、岸城神社を愛する氏子崇敬者が集まり、「岸城宮社中」という団体を作ったのである。
今年の岸和田祭前に、岸城神社氏地内に「例大祭」と書かれたポスターを見かけたかたも
おられるであろう。あのポスターを作ったのが我々「岸城宮社中」である。
9月15日の例大祭(岸城神社の本宮)を忘れてしまわないようにと、作らせていただいた。
勿論、宮司様、また総代会役員の方の承認済みである。

そして今回、我々が主催をさせてもらう初めての行事が、23日に行なわれる神賑行事
「岸城宮の神あそび」である。

岸城宮の神あそび

内容はこのチラシの右下の通りである。
(詳しくはフェイスブックページの岸城宮社中をご覧ください)

今回、私も「彫物実演」で出演させていただく。

実演といっても何をすれば?
今やっている地車の仕事をそのままやっても味がない。
色々考えた挙句、来年の干支に因んで「午(馬)」を彫ることにした。
とは言ってもそう短時間で彫れるものではない。
彫り始めから、出来るだけ完成に近い状態になるまでを見ていただくのが、
見る側からしてもおもしろいはずである。
そこで考えたのが、まず「簡単な図柄」そして「あまり分厚くない板」
そして「柔らかい木」である。
実演は一時間弱くらいなので、どうなるかは見てのお楽しみ!

そして出来上がった彫物は、最後まで見て戴いた方お一人に差し上げようかと思う。
選び方は当日までに社中で考えることにする。

また、私の実演が終わってからも、かなり見応えのある出し物が揃っているので、
少し早い夕食をとられてからの御参拝をお勧めする。

皆様、お誘い合わせのうえ、たくさんの御参拝をお待ちしております。



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