今年の暖冬から、環境保全について考える。 | 「いつか料理上手になりたい!」を叶える✨旬野菜のおばんざい教室主宰✨やさい料理研究家・大畑ちつる

「いつか料理上手になりたい!」を叶える✨旬野菜のおばんざい教室主宰✨やさい料理研究家・大畑ちつる

食べるほどに美味しさを感じ、食べ終わると恋しくなる✨野菜づくし"大阪のおばんざい"を教えています。
▶︎7年間で1700人以上指導
▶︎NHK「ごごナマ」MBS「ちちんぷいぷい」他多数出演

✨大阪市阿倍野区にて、なにわの料理教室osakafoodstyle主宰

 おはようございます^ ^今日の大阪も暖かい1日になりそうです。

 今年は暖冬の影響でインフルエンザの流行が遅れているようですね。去年の12月は平年より雨がたくさん降り、お昼間の気温も高かったため、空気中の水蒸気量が増えて、しっとりしていたそうです。この多湿環境がウイルスの感染拡大を抑えたとのこと。

 過去には、流行が遅れてもその後感染者が急増した年もあるそうなので、ぬかりなく、外出先から帰ったらうがい手洗いですね!!


 
 にしても、環境保全を改めて考えてしまいますよね。昨晩のNHKサイエンスゼロでは「海洋酸性化」について特集されていました。

 
 
 人間が輩出した1/4量の二酸化炭素海が吸収していたことを皆さん、ご存知でしたか??

 それが今、海が酸性に傾き始め、二酸化炭素を吸収しずらい状況になっているそうです。

 次第に二酸化炭素が空気中に残るので、地球温暖化が進み、今年の暖冬の要因につながるのです。

 海が酸性に傾くと、生き物の生態系も変わりますし、私たち人間が食べている魚も数年後には食べられなくなるかもしれません。それどころか、気温も年々上昇していき、私たちの体にも何かしらの変化が起こると予想されます。

 今年の暖冬を疑問に思った方からまずは、環境について改めて考えてみませんか??

 環境保全に対して、私たちが今すぐにできることは国産を食べる、そして米を食べること。

 日本の穀物自給率は28%です。

 穀物自給率とは、食べ物の基礎となるお米やパン、麺類の原料、家畜の餌などの穀物のうち国内で生産された量の割合です。日本は世界の先進主要国の中で


128位
 
日本人1億2500万人の胃袋を満たすために、わざわざ海外から作物を買っています。海外から作物を送ってもらうためには、たくさんの石油や水などを使います。はっきり申し上げますが、それって環境に悪い事をしているということです。

 米は、農家さんにとって一番作りやすい作物です。そして美しい田園風景は私たち日本人の心のふるさとです。



 最近では、耕作放棄地が増え、この美しい田園風景も減っています。

 二酸化炭素を吸収してくれるはずの日本の緑が減っているということです。

 日本の緑をこれ以上減らさないように、主食に米を選ぶ機会を増やすことから行動してはいかがでしょうか??