かくも漢字が好きなのか | 書の庵

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書道家 脇田龍峯のブログ


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かくも漢字が好きなのか…



私は漢字が好きなんですね



書家ですから当たり前と言われればそうかも知れませんが



それはもう小学四年あたりには自覚していました。



たぶん…他のテストというテストはことごとく点数が



悪かった割には漢字のテストとなるとほぼ



満点に近かったからでしょうね。



子供は、大人もでしょうけど褒められれば



頑張るでしょうし、やる気も俄然わいてくるものですから



自然と伸びていったのだと思います。



しかしながら…



さらに言えば、どうも私はもともとかなり漢字が好き



なんだろうと、成人…それもかなり年数が経ってから



そう思い当たるに到りました。



いてっ!!



と当たったのは外国の小説でした。



題名は忘れましたが、とにかく登場人物の名前が覚えられない。



カタカナ拒絶症候群



もちろんそんなけったいな病は存在しませんが(しないと思いますが…)



カタカナの名前がまるで覚えられないのです。



覚えたとしてもしばらくの間だけで



それ以上はまた読み返す始末…



方や京極夏彦さんの小説…



今まで見たことがないような漢字やこの言葉はこんな字だったんだ



などともう私からすればオモチャがぎっしり詰まった箱のように



思える小説でもう頭がとろけるんじゃないかと思うほど



の反応を示します。



これは何によるものなのか



遺伝ではないと思われますし…



当然、勉学の賜物でもありませんし



環境ホルモンによる影響でもないでしょう…



前世…中国あるいは日本どtらかに生まれていたのだろうと



思います。



そう考えると…



やはり幸せに思います。



それではまた