『音楽 田中公平』と
『音楽監督 田中公平』
って、どこがどう違うのでしょう?

単純に呼び方が違う!

それだけです。、、、いやいや、随分やる事が増えます。”監督”が付くと。


『音楽』だけなら、
たとえば舞台の場合、作曲だけして、その後、稽古などに参加せずに
本番だけ観に来るだけで良いのですけど、
『監督』になると、
その名の通り『監督』しなければの事が、たくさん発生します。


その舞台の歌曲を作曲し
その歌を、歌手の方に指導し、
色々なシーンシーンに合わせて、BGMと効果音的なものも書いて、、
(このところチームでやっているので全部は書かなくなりました、、昔はやってたけど)
稽古場に通い、その歌のグレードアップのために
歌手が気付かない(出来ない)部分を、どんなに小さくても修正し、BGMも修正し、
舞台全体の世界観を、ドンドン高めて行く
のがお仕事。

ある時は、演出家さんと(原作者さんも)詳細な打ち合わせをして
飲みに行ったり、
スタッフさんとのコミュニケーションを取るために、飲みに行ったり、
キャストさんの抱えている問題点の(ある時は、個人的な悩みまで)
相談に乗るために、飲みに行ったり、、、、、(飲みに行ってばかり、、、)


こんな事、サクラの舞台では、ずっとやっていました。


だから、サクラに関わる皆んなは家族みたいな感じです。


ですが、このところ、優秀な歌の指導の先生(メグさん)が入ってくれて、
また、作曲にもチームが出来て、随分、お仕事が軽減されました。


ですので、昔は、毎日稽古に行って、たくさんお仕事があったのですが、
今では、正直言うと、あんまり仕事がありませ~ん。

ボケッと、一番正面の席に座って、稽古を眺めるだけの毎日になってしまいそう。

図らずも、眠くなる時もあります、、、zzzz,,。(スマン)


ボケ老人ここにっ!

って、感じに思われてやしないだろうか?

特に、奏の舞台は、若いキャストさんが多くて、
ただでさえ、ジェネレーションギャップを感じるのに、、、、ねぇ。


『毎日、来て下さい!』

なんて、キラッキラした眼で言われるけど、ホンマかいな、、、


飲みに行くのを、あんまり誘うのも
向こうも迷惑だろうし(近頃の若い者は、そう思っているに違いない)
せっかくの息抜きタイムを、邪魔したくないしね。

(先日は、奏組と音子ちゃんを連れて行きましたけど、、、、迷惑、、だったかも、、)



で、この頃は、仕事が確実にある日、一週間に何日かだけ行く事にしました。

行くときは、メグさんのサポートも含めて、頑張る!

この舞台のために『監督』らしく、『監督』するぞ!


もう、ボケ老人とは言わせないぞ!!!

オーッ!    、、、、、、zzzzz、、、