日本を代表するアニメ制作会社『サンライズ』

下記作品は、私がそのサンライズ作品の作曲をさせていただいたリストです。


# ダーティーペア           1987

# 魔動王グランゾート         1989

# 勇者エクスカイザー         1990

# 絶対無敵ライジンオー        1991

# 機動武闘伝 Gガンダム 1994

# 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 1996

# 勇者王ガオガイガー         1997

# ベターマン      1999

# OVERMAN キングゲイナー   2002

# 勇者王ガオガイガー FINAL 2005

# まじめにふまじめ かいけつゾロリ  2005

 (他にも『ワタル』にも少し関わった)


日本ロボットアニメを代表するような、そうそうたる作品群です。


私も、この『ロボットもの』のBGMと言うジャンルを、『深く』『濃く』
追求しました。

そして、それを一つの『定型』として完成させたい!と言う願いもありました。

『グランゾート』で手探りながら結果を出し、『エクスカイザー』で
フルオケを使った方向性を模索し、『ライジンオー』で少しポップで軽めの音作りと
フルオケの合体を試み、『Gガンダム』で、とにかく『強く』『濃い』音楽の目指し、
『08小隊』で、チェコフィルハーモニー管弦楽団とのコラボで、
より一層『クラシック音楽』を意識し、
そして『ガオガイガー』で自分なりの一つの『ロボットもの』に対する解答が
出た気がします。


私はここまで私を育ててくれた『ロボットもの』が大好きです。

そして、あの『サンライズ』さんの作風も大好きです。


しかし、このリストをご覧になってもお分かりになるように、
私もガオガイガーFinal以来、サンライズロボットものを手掛けていません。


これは、単に私に仕事が無くなった訳だけではなく、『ロボットもの』自体の制作の
絶対数が激減した事も言えると思います。

『ガンダム』シリーズは、頑張っていますけど、、、


私は、今の日本のアニメのジャンルで無くしてはいけないものが3つある
と、思っています。

一つは
『アニメ名作劇場』や『日本昔話』のような、低年齢層の初期教育に関わるジャンル。

そして、女子の乙女のための『魔女っ子もの』

最後に男の子が血湧き肉踊る『ロボットもの』


一つ目は、もうすでに無くなってしまいました(復活希望)

二つ目は『プリキュア』『まどマギ』みたくカタチを変えて生き残っている。

三つ目は、激減中。



ここらで、凄い花火を打ち上げないと、せっかくの文化が無くなってしまう危機感を
感じています。


サンライズさん、、『ロボットもの』、もっと作ろうよ!!