辛い事、苦しい事、寂しい事etc、、、、
誰もがそんな思いを抱えてこの世を生きています。


極端に言えば、人間の数だけ問題があり、人間の数だけ悲しみがあるのです。

自分だけ、ではありません。

どんなに幸せそうに見える人でも、誰でもその人なりの問題を抱えていて
外に出さないだけなのです。


百歩譲って、その人は中身も外身も幸せだとしましょう。

それはそれで素晴しい事ですが、この世はそう単純ではありません。

その幸せは色々な課題をクリアしたから得られたものかもしれないし、
これからその幸せに対する試練が待ち構えているかもしれない。


そうです、今が幸せなのには、理由があるのです。


他人の事は本質的には分かり得ないものです。

その人の心に思いを馳せる事はできますし、寄り添ってあげることは出来ますが、
人間は全てを分かり合えるものではないのです。



たとえば、苦しい時辛い時、友人にその悩みを聞いてもらっても
その友人の方には、全ては伝わりません。

たとえ全てを伝えたと思っても、彼はその半分も受け取っていないものなのです。


その事を伝えた事によって、かえって彼に心の負担を掛けてしまう事が大半なのです。


言った方は多少は心が軽くなったような気持ちになりますが(瞬間的なもの、長続きはしない)
受けた方は、その分だけ重くなります。


本質的に人と相談しても解決は望めないし、受け手に負担をかけるなら
それは少し無駄な努力のように思いますね。



そこで、この言葉
『自分の相談相手は自分だけ』


色々な事があった時、頼れるのは本当の自分だけなのです。


この世に生きて来た人間なら、かならず自分が自分自身の問題の
解決法を知っているのです。

捨てたもんじゃぁありませんよ、人間の能力を。
魂のチカラを。


この世に生まれて来ただけでも凄いパワーを持っているのです。


悩んだ時、問題が起きた時、本当の自分と、とことん相談してください。
『自分は本当はどうしたいのか?』
『自分の進むべき道はどっちなのか?』
『自分はどう生きるべきか?』


全~部、あなたが知っていますよ。

他人は決して教えてはくれません。


答えは全て、自分の中にあるのです。